潜めし刃は108つ
身動きせずとも
刃が軋む
痛みが貫く常なれば
この身を焦がして果てるとも
然程悲しむ事はない
されど、遺せし者達は
109つ目の刃を背負いつつ
常世の日々を過ごすなら
今潜めし刃のなんと軽い事か
深く見つめた末
各々刃に対なる安らぎを知る
生と死が表裏一体の如く
我正に刃の切っ先に立ち
日々歩む
身動きせずとも
刃が軋む
痛みが貫く常なれば
この身を焦がして果てるとも
然程悲しむ事はない
されど、遺せし者達は
109つ目の刃を背負いつつ
常世の日々を過ごすなら
今潜めし刃のなんと軽い事か
深く見つめた末
各々刃に対なる安らぎを知る
生と死が表裏一体の如く
我正に刃の切っ先に立ち
日々歩む