17年間のボッチ自宅介護を振り返る

1人で自宅で認知症の母親を介護、その間、父親も6年間の介護のすえ、どちらも家で看取る。その17年間はなんだったのか? 

お金の計算

2025-01-21 11:05:13 | 日記
5000から2680を引くと、、、2320円か。

3千いくらじゃない?

先日の朝、車で売りに来る灯油屋さんから灯油を買ったんだが、小銭を切らしていたので、持っていた5千円札、1枚を渡した。

向こうは商売だら、千円札2枚と小銭320円をすぐ出して、確認してくれと。

千札、1枚足らないのでは。私のぼけた頭には、千円札3枚がすぐ浮かんでしまった。

行きかける販売員の男性を一瞬、呼び止めよか、と。

でも、なんか覇気のない声で、ご苦労様と。怪訝そうな態度が向こうに伝わったしまっただろうか?

部屋に戻って電卓を取り出して、確かめた。私の計算間違いだとすぐわかった。呼び止めなくて、よかったあ!

それにしても、なんでこんな計算を間違えたのか? 以前なら、ほぼ一瞬で答えが出たはずだ。

5から2より大きい数を引いたら、3ってことはない。あの感覚がない。

頭の中で、えーっと、隣か1借りてきて・・・なんて計算は、何十年もしたことがない。感覚でわかるはず。

と、息まいてみたものの、それは10数年前のとある専門学校で教えていた頃までのことか(泣き)。

何やら現実がまた1つ向こうからやってきて、気づけよと。さっき食べた物も思い出せない、ってこんな感じかって。 これは、認知症の始まり?

最近は、買い物もほとんどキャッシュレスだし、日々生活していて頭の中をお金が駆け巡ることもない。そんなことも関係しているのだろうか?


写真は、ばあちゃんのソロバン。ぼけ防止には、指先を使うのがいいというので、ソロバンをさせていた。 2016年2月

ばあちゃんは、どこで覚えたのか、引き算をするのに 7だから3だなとか声にだして、10や5の補数をよく覚えていた。あとは、指が勝手に計算していた。

今、そのソロバンも出番がなくなった道具箱の一員だ。
















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