上の子も下の子も小学生で受けた英検3級・準2級。
上の子は英語学習をまともに初めて9ヶ月後、下の子は1年5ヶ月後に英検3級を受けました。
準2級は上の子9ヶ月後(3級とダブル受検)、下の子1年9ヶ月後。
リーディングリスニングはなんとかなるだろうと思ったけどライティングは悩みました。そもそも英単語書いたことない状態からはじまるわけで。
⚫自由英作文の能力向上のためにした(今もしている)段階的プログラムを書いてみます。
①過去に出た英作文の課題の一覧表をつくる
これは親側の準備です。
ネットで検索すれば親切に課題一覧を作ってくれている方もいるので、苦労しないと思います。
課題だけじゃなく答え方の模範例もないと無理・・・と思われるなら、英検の過去問集を購入しましょう。昔の分もamazonや古本屋さんに売っています。旺文社のものがオススメです。英検とどうも関係の深い出版社らしいので、旺文社の模範解答を参考にして落とされることはまずありません。
課題の英文の意味がわからなければわかるように調べておきましょう。
私は百均で売ってる大きめの暗記カードに1題づつ書いておきました。
②日本語の質問に日本語で答える
小中学生の場合、英語能力以前に日本語で意見が言えない可能性があります💦
「そんな質問、考えたことなかった」「なんでそんなことに答えなあかんの」「真面目に考えすぎてドツボにはまってしまって沈黙」などなど、適当にそれっぽいこと言える子の方が少ないかも。
なので、先に日本語で聞いて答えてもらいましょう。
その時に基本形を教えて、その形で答えてもらいます。
「私は〇〇です(準2級は〇〇「と思います」)。理由は2つあります。まず、△△。次に、▲▲。だから〇〇です」
準2級は△△、▲▲の後にその理由の根拠・説明・例などを1文づつ入れます。
大切なことは「否定しないこと」。つい至らない理由だと「そんなんじゃダメだよ」「よくわからない」「え、伝わるかなそれ」と否定的な言い方出てしまいませんか💦
上手く乗せてあげてください。「へえ、そう考えるんだね」「面白い視点だね」「いいね、もっと詳しく聞きたいな」と一旦肯定しましょう。
そこから、「こういう時はどう思う?」「おかあさんも〇〇だと思うよ」「こういうこと?」とやんわり誘導して、さも子供が全部考えたような体裁で「じゃあ、まとめると、〇〇です。理由は2つあります。まず、△△。次に、▲▲。だから〇〇です、という感じかな?」と模範解答に近い感じで子供の意見をまとめてあげましょう!
数回すると、子供もどうまとめたら伝わるのか学習してくると思います。
あと、ばか正直に考えすぎなくていいことも伝えてあげます。極端な話、嘘でもいいのでそれっぽいこと言う練習だと伝えてください。
反抗期に入ると親に素直に答えるのも辛いかもなので(笑)
毎日1題づつ意見を聞いて、子供1人の力で日本語で模範解答近くまで行けそうなら次に進みます。
早ければ1週間もかからないかも、です。
③お役立ちフレーズを覚える
まず、I have two reasons.First,Second,That is whyを覚えてもらいます。
その後、各級で使いやすい文を覚えます。
英検3級なら
・I like to do
・I can do
・I want to do
・~ is fun.
汎用性のあるdoとかの形、小学生にはあまり理解できないっぽいので覚えやすい文を作ってもいいと思います。
英検準2級なら
・We must learn a lot of things.
・It is good for health to play sports.
・We can make a lot of friends.
・We should spend a lot of ime on learning.
・When they become adults,
・It is important for students to study.
・Reading books helps students to understand it.
・Students enjoy their school lives.
実際はこれと、この応用編(単語入れ替えたバージョン)を単語カードに書いて覚えておきました。
ゲーム好きの子はストップウォッチで速さ競うとやる気出していました。
④模範解答を覚える
②で日本語で答えたものの中で、英文にしやすそうなものを3つぐらい選んで英文で模範解答を親が作成して、覚えさせる。
無理なら参考書の模範解答でもいいですが、参考書の文って小学生には難しすぎるんですよね💦
それに他人の回答だと暗記に力が入りません。
自分が答えた内容が英文で出てくると、内容が自分の中にあるものなのでスっと馴染んで覚えやすいです。
まずは暗唱、スラスラ言えるようになったらノートに書いてみます。
正しく英文が書けるようになるまで、ここは丁寧にします。
ポイントは
・文の最初は大文字か
・ピリオドで終わっているか
・スペースは十分取れているか(単語同士がくっつきすぎていないか)
長くなったので続きます