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小学生向け 3級英検英作文、ステップアップして準2級・2級まで 2/2

2021-05-03 13:21:47 | 塾なし先取り 英語
まずは英検3級向け、次第に準2級・2級に向上できるようにトレーニングします。

⚫自由英作文の能力向上のためにした(今もしている)段階的プログラム

①過去の課題一覧表を作る
②日本語の質問に日本語で答える
③お役立ちフレーズを覚える
④模範解答を覚える
ここまで説明しました。詳しくは前回。

⑤英語を書く
いよいよ英語を書いていきます。
3級は自分のことを尋ねられるので「自分はこう思う。今までこうだった。こうしたい。」という、主語がIの発信が出来たら大丈夫です。
添削のポイント
・意見、I have two reasons.First,Second,Thay is whyの構成で書けているか
・大文字で始まり、ピリオドで終わっているか
・ひとつの文に主語・動詞が1つづつあるか
・スペルがあっているか
・ローマ字書いてないか(日本語の単語をローマ字で書くのはNGです。例えばShogakkou,wagashi,okonomiyaki,shogiなど)
最初は文法とか内容とかつたなくても大丈夫です。1ヶ月程度書かせ続けて、書き慣れてきた頃に本格的に内容・文法の添削ができそうならそれもしてあげてください。
あまり最初から細かく訂正しすぎるとやる気がなくなるので、できるだけ楽しく続けられるようにサポートが必要です。「母があなたの歳にこんなに書けなかったわー」とよく褒めてました。褒めるの大事。

⑥書けなかった場合のサポート
まず、覚えたフレーズを再度唱えさせましょう。スラスラ暗唱できるようにしておきます。
子供によって、または題材によってはお役立ちフレーズを唱えるだけで応用して書くことができます。
それでも出来なかったら、まず日本語で、お役立ちフレーズに当てはめられそうなことを思いつかないかサポートしてあげてください。
子供に日本語でどういうことが思いつくか列挙させて、お役立ちフレーズのどれかに入れれる形にしてあげます。
あんまりに語彙力がなさそうなら、まずは中学校の教科書か(小学生で持ってなかったら)文で覚える単熟語3級を音読して語彙を増やしましょう。最低でも5周は音読しましょう。

⑦準2級、2級へ まずは日本語力
3級はそこまで難しくなく、自分の話が出来たらOKです。
準2級・2級の英作文に進むには、ある程度客観的な根拠に裏付けられた意見が言える必要があります。
子供の性質・年齢にもよりますが、大体の小中学生は小学生の頃の作文レベルからあまり国語力が進歩していません。
なぜかというと小学校の頃には先生が熱心に添削してくれる作文の授業や宿題があり、自分の個人的体験や個人的表現を褒められてきました。しかし中学校では読書感想文はあっても意見をまとめる・論じる意見文の添削はほとんどされません。
なので、大体の小中学生は意見の根拠とか客観性とかわかってないと思って準備した方がいいです。意見文に個人の体験や主観的意見は求められていないことから教えるレベルです。
そこで使うのが200字意見文トレーニング。


これを準2級・2級の自由英作文の形式で、日本語で答えるトレーニングに使います。
・賛成・反対です。
・理由は2つあります。
・まず、〇〇だからです。⚫⚫。
・次に、△△だからです。▲▲。
・以上の理由より、賛成・反対です。
この形でトレーニングします。黒で塗りつぶされた⚫や▲は、前の文を詳しく説明したり例をあげたりする補助の文章です。
題材があり、考えるヒントが載っていますので、今まで考えたことの無いような議題でも客観的な根拠を持って答えることが可能になっています。
添削させてくれるようなら、ヒント部分もチェックして、子供の書いた意見が客観的かどうかも考えてみてください。
例えば、「お年寄に席を譲る」の根拠として「体の弱ってきた人が座った方がいいから」はOK、「自分のおじいちゃんだったら譲ってあげたいから」はNGです。
聞かれているのは個人の道徳でも個人の感情でもなく、多くの人がどうしたらいいか納得出来る根拠が必要なことだと教えてあげてください。
感情論ではなく、科学的・社会的・生物学的根拠が望ましいです。小学生にはまだちょっと難しいですが。
あと、この日本語の意見文は英作文にしないと言って安心させてあげてください。これを英語にできるのは英検2級レベルでは無理です💦ひょっとしたら1級でも難しいかも。

⑧英文要約(時間があれば)
時間があればぜひ⑦と並行して、英文要約にも取り組ませてみてください。
自由英作文は理由も根拠も自分の中からひねり出すので時間がやたらかかります。英文をスラスラ書く練習としては重めの練習です。
英文要約だと、書いてあることをまとめるだけなので、そこまで重くなくスラスラ英文を書くトレーニングになります。
ただし!レベルに注意です。
2級を狙っているような子でも、最初は英検4級レベルから始めましょう。
掲示文は無視して、メールと長文を要約します。
まずは和訳読んで、日本語で要約できるか確認してくださいね。そこでダラダラ文章がまとまらないようなら、メールは日本語なら1、2文。長文は一段落に1文程度でまとめるように。
添削ポイント
・短くなっているか(ダラダラ書いていないか)
・英文と違う表現を使えているか(father and mother →parentsのように言い換え)
・必要なことは書かれているか(要点を外してないか)
4級→3級→準2級とレベルアップしますが、急がずにステップアップしたほうが効果は高いです。
同じ文を何度も要約してOKなのでスムーズに要約できるようになると、英作文だけでなく長文にも効きます。


⑨準2級、2級へ 次は単語力
3級までは生活よく使う単語だったので教科書や文単の読み込みで大丈夫でした。
準2級・2級は単語を知っているのも大事ですが、使える形で覚えている単語しか役に立ちません。
要は、根拠にならない形の語彙を単語帳で覚えるだけでは英作文に活かすことは難しいです。
できれば根拠となる文章の中で語彙を増やしましょう。面接大特訓がおすすめです。


面接向けですが、充分英作文にも使えます。
英作文向けに使える短文練習社会問題だけを日本語見たらスラスラ英語で音読できるように暗唱して、書いて覚えます。

⑩あとは3級と同じく模範解答の暗記とひたすら英作文練習


こういう感じで順番にステップアップしていっています。


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