上の子の話
小5から中学数学を先取りし始めた上の子。中1の10月に数検3級に合格し、中学数学の基礎は習得できたと思います。
そこから中学数学標準レベルに上がりたいけど微妙に上がりきれない時期を2ヶ月ほど過ごしました。
中1で中三までの数学基礎が教科書レベル(定期テストレベルで85点以上取れるレベル)までは解ける、と聞いたら「なんて数学の才能のある子なんだろう!」という印象じゃないですか?
実は先取り開始した小5の時点では算数の点数が下がってきて、小学校の簡単めなテストで70点台を取り始めていた時期でした。
そう、どちらかというと上の子は数学的才能はないほうの人間で、1個聞いたら10わかるタイプの天才ではなかったです、算数数学において。
中学数学も、中1の正の数負の数のカッコ外しがなかなか理解出来ず、マイナスのついたカッコの分配法則は今でも間違いまくってます。
中三の分野に入った時、因数分解も2次関数も全然わからず、解けなくて悔し涙流していました。
それでも、基礎問題を繰り返し繰り返しやって、いくつかのパターンを覚えることによって基礎レベルは自信を持って解くことができるようになりました。
中学生になって、数学の授業で誰より早く誰より難しい問題が解けるので「数学得意なんだ~」と嬉しそうに教えてくれる上の子に、母も「ああ、小学生のとき先取り始めていてほんとによかったなあ」と安心してます。
英語・数学がぶっちぎりでできるので、定期テスト前は苦手な社会と暗記が必要な理科に時間が割けるので総合点はまずまずです。大体460点±10点程度取れています。
急いで中学数学を標準・応用にあげていかなくても、まだ中2中3もあるし。中2で標準、必要なら中3で応用に入っても充分間に合う。てか、一般の子って中三の夏休みに中学数学全部の先取り終えてそっから受験までに応用まで持って行けるって、才能の塊すぎへん?うちは半年じゃ絶対無理やわ。
中学数学の応用レベルは高校数学の先取りに近づいていくので、中学数学だけの武器で戦うのは昔の天才が発見した法則を自力で発見しろって言うような無茶ぶりだと思う。
そんなわけで、先に高校数学を、さらっとわかる部分だけ先取りすることにしました。
⚫中1 冬休み、1月
まずは高校数学(数ⅠA)でどんなことが出てきて、どんな問題とくのかざっくり知るためにマンガ買いました。
バーチャルの数学学習ゲームの中から帰れなくなった少年少女が力を合わせて数ⅠAを解きながら帰還を目指すっていう、まあ学習マンガでありがちな展開です。別に特にわかりやすくもワクワクしたりもないけど、さらっと導入するにはいいと思います。
全部で6章あるので、1日1章ずつ、5分程度で読むよう勧めました。
ポイントは
・物語をできるだけ楽しむ
・数学部分は最初の2回目まではとばして読んでもいい
・じっくり読み込まない(5分以上かけない)
・毎日続ける、6日で1周、冬休みと1月で5綉程度読むこと
どうしても、参考書じゃないのでこれで理解したり問題を解けるようになったりは難しいと思います。
参考書に取り組んだ時に、マンガのシーン思い出して「ああ、そういえばこんなんあったなあ」とうっすら思い出せるレベルがベストです。
⚫中1 1、2月
次に、1月の中旬から上記に加えてもう1冊増やしました。
見開きページに問題・解法・実際の解き方・答えが見やすく載っていて、どういう問題が出てどう答えたらいいかが非常にわかりやすくまとめてあります。
ポイントは
・マンガで出てたかストーリーを思い出してみる
・わからないのはどんどん飛ばす
・解かない
・解法見て納得できるかできないか考える
この本も、いきなりこれ読んでガンガン問題が解けるようになる本ではないので、期待しすぎず軽い紹介程度で軽く流しましょう。
これで1日+10分なので、マンガと合わせて高校数学には平日15分かけました。
3周ぐらいできたかな?
上の子の感想は、「最初の方は中学数学みたい。サインコサイン意味不明。図形はそんな難しくない。確率と集合は用語がややこしいけど内容は中学と同じ」と、大体の高一の子が言いそうなこと言ってました。
1月で一旦マンガ読むの終わりにして、2月からは穴埋めドリルを読みました。
2冊買って、1冊は空欄のまま、もう1冊は母が夜なべして赤ペンで穴埋め部分埋めときました。
まずは赤ペン書き込みある本を読みます。
ポイントは
・まずは、見慣れる
・中学数学のおさらいしつつ、その部分が高校数学でどう発展しているか押さえる
・2周目からは適当に赤シートで答え隠しながらある程度何が入るか予想できるかやってみる
こっちは最初5分だったのであまり進まず。
途中で1分間数学をある程度読了したので、1日15分の高校数学の時間をまるまるこのドリルに割きました。
2周で2月が終わったので3月からドリルを解きます。
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