一昨日は素晴らしいお天気に恵まれた日でしたが、現在は台風の心配が・・・。
一昨日のような天気の日には、外へ出るのも良いのですが・・・
空の青さと、真っ白な雲を見て、物思いにふけるのも良いのでは・・・とも思いました。
夏休みも終了し、追い込みの時期に入りましたね。
市内の有名進学塾でも、夏期講習も終了したことでしょう。
これからは最後の追い込みなのかな??
盛夏には、駐輪場には所狭しと学生の自転車が並んでいました。
高校受験、大学受験ともにやや後半に入って、基礎固めの復習、過去問題などにも精力的に取り組んでおられたことでしょうね。
該当される学生さんには、この夏を制した者は、本番を制す、とばかりに気合が入っていたことでしょうね。
親御さんはと言えば、夜を徹しての援護とばかりに夜食などで、お子さんの援護射撃などに力が入っておられたことでしょう。
でも・・・確かに、この時期は大切な期間ですが、夏休み明けからが本当の後半戦の詰めに当たるのではないのかとも思いますが・・・。
学生さんにとっては、塾などでは、百戦錬磨の実力に磨きをかけている方もいるのではないかと思います。
でも・・・中には塾で心を疲弊させて、折れそうになっている方もおられるのではないかとも思います。
受験などは、私にとっては遥か昔のことでもあります(#^^#)
高校時代のお話になりますが・・・私の経験、そして私の同級生を観ていて、受験に対して感じていたことがあります。
そして、一般の中間テストとか、期末テストなどでも・・・。
ある期末テストの頃のことではありますが・・・
あれは、数学のてすとだったかな??
私は、その時、何故か裏付けのない自信を抱いていて、日頃の授業も上の空・・・
ただ集中力には自信をもっていましたので、授業だけでも聞いていれば、何もしなくても出来るわい・・・というような妙な自信があり、その時に限ってテスト勉強など、少しもしていなかったことがありました。
そして、テスト当日、プリントを手渡されて、始め!の合図が聞こえたと同時に、思わず真っ白になってしまったのです。
そして、身体が自然と震えて、その震えが止まらなくなってしまったのです。
プリントを開いて、ざっと解けそうな問題から探したのですが、解ける問題がそこには感じられなかったのですね。
そんな経験は初めてのことでした。。。
多分、級友から見たら、顔面蒼白状態になっていたのでは、と思われます(笑)
思わず、そのテストの担当教員に「気分が悪いので保健室に行きたいのですが・・・」と。。。
教員には「落ち着いて、しばらく休んでいなさい。」とも言われたのも覚えています。
ひとしきり、震え続けたのち、ようやく冷静になることが出来て、少しづつ問題を見返し、何とか埋めることが出来ました。。。
しかし、その時のテストの結果は散々だったように記憶しています。
何故このようになったのか??
それは、慢心が作用して、その準備と努力を怠っていたからではないのかと今更ながら、思い返しています。
そのために、「答案を白紙で出すことは出来ない!このままではいけない・・・」の焦りが、身体を震えさせていたのでした。
自分の常としていた、「人事を尽くして天命を待つ」の心の隙間に入り込んだ、大いなる慢心であったようにも思います。
やはり、日頃の準備を怠ったために、目の前の難問をクリアできなかったことを、とても後悔していました。
私の通っていた田舎の学校ではありますが、私のクラスには殆どが進学を目指す級友たちでありましたので、優秀な学生が多かったのですが・・・
私は、どちらかと言えば劣等生の方でしたでしょうか。。。
でも、プライドだけは他の級友たちに負けないくらいのものがありました(笑)
小中高の先生になった方も多数おりましたし、東京近郊の有名大学(東大クラスではないですが・・・)に行って、研究者や大学教員になった旧友も多くいました。
その受験シーズンの時には、こいつら、どんな勉強をしているんだろうか??と密かに、じっと見つめていると・・・
それは、やはり個々の努力が見えていたのだと思います。。。
ある級友は過去問題を一生懸命に解いている者もいましたし、ノート一冊を黒のボールペンで、これでもか、というくらいに書き記し、真っ黒になったノートを、誇らしげにしている者もいました。
そして、女子学生はと言えば、やはり、授業態度も良かったし、授業の内容もしっかりと聞いて、びっしりとノートに記していたと思います。
やはり、皆が目標をしっかりと持って努力していたのでしょう。
ここが大事だということです。。。
入りたい大学に入る、ということも大事ですが・・・将来、こういう風になりたい、そしてこのような人生を送りたい、という人生設計図が出来ていたように思います。
現役で合格出来た級友達は、そのような目標がしっかりと自分の中にあったのだと思います。
だから、結果を出せた。。。
でも、中には天賦の才能を、そのまま結果に繋げたという級友も多くいたのですよ。
レベルは違うのかも知れませんが、市内の某有名進学校などの学生に多いのだと思います!
でも、人間、いろいろなタイプがいます。
三つくらいのタイプにわかれるでしょうか??
天賦の才能を持っていて、授業を適当に訊いているだけで、結果に繋げてしまう人。
次には、目標を自分の胸にしっかりと抱きながら、自分の努力だけで、夢を結実させてしまう人。
相当な努力をされたのでしょうね。。。頭が下がります。
そして、少しの天賦の才能と自分の努力をもって、夢を結実させてしまう人。。。
私は、残念ながら家庭の事情で、公務員を目指すしかありませんでしたが、そこにも他のクラスの学生と比較して明暗が分かれました。
私は、もちろん国家資格合格で、その後の50倍余りの競争試験にも打ち勝ちましたが。。。
でも、のちに、夢を叶える一助として、通信制の大学でも学ぶことが出来ました。。。結構たいへんでしたが・・・(^^♪
もちろん、その下地は自分の努力というほかはないのでしょう。
松下村塾を開いた吉田松陰の言葉の中に、次のような言葉があります。
決心して断行すれば、何ものもそれを妨げることはできない。大事なことを思い切って行おうとすれば、まずできるかできないかということを忘れなさい。・・・と。。。
くだらないことを回想してしまいましたが、今の学生たちにとって参考になれば幸いです。
もちろん、自分の将来に大いなる目標とか夢の実現に向かって努力するということは、言うまでもないことなのでしょう( *´艸`)
来年、高校並びに大学を受験される多くの学生の皆さん、頑張ってくださいね。
夢は必ず実現できる・・・この強い信念と努力があればこそ、結果は実りあるものになることでしょう( *´艸`)
拙い、アドバイスで大変お見苦しいところをお見せしました(^_-)-☆