今この世に生かされていることがどういうことか。
その意味を知ったのは家族の支柱である実家の父が亡くなった時。
今まで数々のお葬式に出ていたのですけれども、漠然としか解っていなかったような気がしています。
しかし、今回、老齢の母の、父を思い、子どものように泣きじゃくっている姿を見て・・・
嗚呼、夫婦っていうのはこういうものなのか、別れの哀しさというのはこういうものなのか、自分もこんな風に悲しんでもらえるものなのか、その他心の中に去来するすべてを悟ったような気がしています。
この世とあの世、現世と来世、本当に自分の思い描いてのかは疑問ですが、この世で生きている限りは、主業の数々だと思って精いっぱい生きるのが私に与えられ使命のような気がしています。
とにかく、私は家族や人々のことを大切に思い、これからも生きてゆきます。
未来に何が待ち受けようとも・・・。