遊びをせんとや

「遊びをせんとや生れけむ、
戯れせんとや生れけん、
遊ぶ子供の声きけば、
我が身さえこそ動がるれ」　『梁塵秘抄』より

人間が遊びや戯れをするためだけに生まれてくるのではないということはわかっています。

人間は時にもっと重いくて

長くて苦しい道のりを歩まなくてはならない存在ではあるけれど

だからこそ

遊び戯れる子供の声の可憐さに

そのいとおしさに

自分の身体も心も惹かれ動いてしまう瞬間があります

子供が歌っているの聞けば一緒に歌いたくなってくるし

踊っていれば一緒に踊りたくなる

何か辛いことがあった時に

ただ近くの子供に視線を合わせ

無垢な子供に癒してもらう・・

そんなことがあっても

良いのではないかと

思うのでした


ではでは今日も皆様が心穏やかにお過ごしになることができますように・・