ヘラブナ釣りの中でも、両うどんの底釣りは、一番単純な釣り方です。
単純だからこそ、一つ一つ作業を正確に行う必要があります。中でも浮子バランスを、Topの何処にとるかは、大事だと思います。
‹私が現在している エサ落ちの決め方›
- 浮きの全長の2倍程度の水深を準備する。(風呂場など)
- 浮きの足に板シズを巻き、徐々に切る(仮のバランス点を、トップ全長のボディー側から10分の4あたりに設定する。)シズ切り後、水に浮きを入れ確認する。
- 2の作業にてバランス点近くになれば、水面に出ている浮きのトップを軽く下へたたき、沈んだ浮きが戻るのを確認する。その戻り位置が、トップをたたく前と同じになるように調整する。
- 3の調整終了後、水面に出ているトップ先端をつまみ静かに、水面に持ち上げる(ボディー部分が少し水面に出る程度)つまんだ指を離すと浮きは沈みバランス 点辺りで停止する。
- 4の結果が、3の結果と同じなら、その位置がバランス点です。
- 4の結果が、3の結果よりボディー側の時は、シズを少し足す(軽シズ)
- 4の結果が、3の結果よりトップ先端側の時は、シズを少し切る(重シズ)
- 6又は7の時は予測バランス点を上下(シズの足し引き)し、5の結果になるようにする。
- 1~8の作業にてバランス点が分ります。バランス点は実際の釣りに行った時底立てやシズ合わせを行う基準になります。
重要: 3の作業と4の作業は、ワンセットです。シズの足し引きをする度、Top先端をたたき、戻り位置を確認し、Topを持ち上げて放し止まる位置を確認作業をしながら、5の状態に近づけます。
注意:この作業をする場合、浮子から油分を取り去っておく必要があります。
方法:台所洗剤を溶かした水に一昼夜沈めておき、作業前に洗剤原液をつけ指で軽くこすり水洗いする。作業中、浮子を持つ時は足の先端のみ、ボディやトップを手で持たないこと。せっかく落とした脂分が浮子に付着し正確に、浮子が動きません。