私的な、両ウドンの底釣り

関西風、一番シンプルなヘラブナ釣り。
アタリを出すために試行錯誤しています。


 

竹竿は、使ってみないと分らない

2006年12月21日 | 両うどんの底釣り

竹竿の事を投稿するにあたり、私自身の使用歴を記載しておきます。
 使用本数30本程、現在の所有本数20本程、超有名竿は使ったことはありません。
手に入れた竿の、性能を発揮させるため、どの様に扱えばいいか、調べたり実践した現時点での結果です。

ウドン釣りの場合、硬めの竿を使う方が大多数だと思います。私も、太めの硬式・中硬式竿を使っていました。


ウドン竿 洛峰九尺

 

〈心道作十一尺二寸との出会い〉


心道11尺2寸


 細見 段巻き 竿握りは綿糸巻きのシンプルな竿、継いで振ってみたところ、非常にしなやかで、今まで使った事がない感じの竿(心の中で「ウドン釣りには使えないのではないか?」と思いつつ、購入)
今は廃業した〈山彦(ウドン池)〉にて、竿をおろしました。
 軽く合わすと、ヘラは、暴れることもなく静かに底を切り、浮き出し、そのうち手に、コツンコツン感触が伝わり、そのままためていると、突然水面へ顔を出しました。
 今までにない感触を味わい、7~8枚取り込み竿おろしを終了しました。
山彦は当時大型が釣れる事で有名で、この日釣ったヘラは、尺を少し超えるものが殆どでした。その後、色々な環境でこの竿を使ってみた結果:岸からの竿出しができ、水深1.7mぐらいまでが一番心地よく使えました。後日、この心道は穂先が一本物だと分りました。

〈心道を使ってみて〉
・細見で、振り調子が柔らかい竿でも、使用方法で大型に対応でき、釣り味はこのような竿のほうが、好みかも!
・この竿は、細見で、振り調子が柔らかく一見、軟式を思わせますが、使ってみると硬式を感じさせます。
・強い合わせは、厳禁(アワセのショックを与え、ヘラは全力でハリ掛り状態から逃れるため、泳ぎ回る。)
・軽くソフトなアワセをお勧め(アワセのショックを与えないため、静かに水底を移動し、竿の立ち具合に合わせ徐々に、ヘラは床を切って行き、タメ態勢へ自然に入っていけます。)

〈私の、竿掛けのセッティングと、アワセ〉
 竿掛けに、竿を置いて竿先が、20センチ程度水に浸かっている状態が、軽くソフトなアワセするため、都合がいい竿掛けのセッティング状態です。
 アワセは、竿先が水から抜けた程度、反発で竿先が水面に触るぐらいです。
力の入れ具合は、エサの付け変えなどの空アワセ程度の軽いものです。

画像:心道11尺2寸(穂先一本物)

 


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2 コメント

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Unknown (宮地一夫)
2023-04-13 19:38:10
この心道作は親方が古池(水蓮)であり私も17尺を持っています!
本当にしっかりとした作りです!大切に使って下さい!
どこに行ってもハリスの太ささえ気を付ければ使えます。
やっぱり、ヘラブナ釣り🎣は紀州竹竿でやらないと!
更に総高野竹の竿は良いですよ!
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Unknown (宮地一夫)
2023-04-13 21:03:49
竹竿は数回使った位ではただ、重いだけで終わってしまいます!
私はなぜ竹竿を使うきっかけになったかと言う時亀山湖の大型を相手にする釣りには使える竿が無くて私の師匠山よしさんに相談、穂持矢竹11.1尺古池作を使って見ろと言われて実践して見たら完璧な曲がりで舟からやり取りしながら三十七枚しかも全く狂い無し、やはり紀州の本物は違います!今でも何処に行っても竹竿しか使いません!
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