けやき台コーヒーサロン 

愉快な仲間のお話タイム

DVD鑑賞会のご案内(観貸館)

2022年11月10日 | 日記

主催者の伊野さんからDVD鑑賞会のご案内が届きました。掲載させていただきます。

 

今週の土曜日です。

ご近所の方とご一緒にどうぞ。まだまだコロナ禍です~先着順人数制限20名を設けています。

1.日時 11月12日(土)、
       14:00~(175分)
2.場所 けやき台自治会館
3.内容
『ニューシネマ パラダイス』
(完全オリジナル版)
〇第62回アカデミー
賞外国映画賞
〇第42回カンヌ国際映画祭
審査員特別賞

お薦め度 ★★★★★
世界中をあたたかい涙と優しい愛で包んだ映画史に残る感動作。 ★★★★★

゛トトが忘れなかったもう一つの物語゛
「ノスタルジーに惑わされることなく」、、、。
これぞ、、、アカデミー賞受賞作品。

ピックup〜ストーリー
片田舎の映画館で働くアルフレードはいつしか映画の中で人生というものを知り、トトはそのアルフレードに影響され育ち、やがて自ら映画人として成功を収めるプロセス。田舎に埋没して行くトトの将来を案じ、ローマに行く事を勧めるアルフレードの親心に心を打たれる。
それぞれに事情は違うだろうが、自分が生きてきたような人生を歩ませるような事を望まず、新しい世界で自分の人生を歩む事を望むというのは老人には辛い選択。しかしアルフレードは変わりゆく時代にトトと出逢い、ささやかながら想い出を残せたという部分で自ら思うほど不幸ではない。
今の情報化社会から考えれば、都会にばかり向かうというのは賢い選択とは言い切れないが、当時の時代背景からは田舎で埋もれてしまうというのは、若者の選択としては有り得なかった。
恋に破れ、戦争で傷ついて帰って来たトトに対し、自らは失明しながらも「お前は盲目だ」と説き伏せ、自分のように埋もれさせまいとするアルフレードの想いが痛いほど伝わる。
小さなドラマの中に内包するささやかな人生ドラマが情緒的に描かれた、古き良き時代を背景にした人情ドラマの傑作。

伊野泰成

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