おはようございます!!製袋機メーカ㈱ムラタの村田洋介です!
さて、本日は『福岡市を経営する』高島宗一郎著を紹介します!!
『経営経験なし、行政経営なし、難問山積の福岡市。前途多難です』と市町就任日の夕方のニュースで報道された!!
このような出だしから始まります。
就任3か月で東日本大震災、さらに5年後の2016年には博多駅前陥没事故が発生します!!
博多駅の北側200メートルに縦横30メートル、深さ15メートルの巨大な穴が突如あきます!!
高島市長はこれを1週間で復旧させるのですが、その時のリーダーとしての決断について書かれています。
事故発生直後、高島市長は次の2つからどちらか1つの決断を迫られます。
①原因究明の調査優先
②埋め戻し優先
メディアでは再発防止の観点から①にした方が良いと報道され世論はしっかりした原因究明を求める流れになるのですが、高島市長は②を選択します!!
その時の決断について著書の中で2次被害を防ぐ目的であると書かれています!!
そのまま放置しておくと穴が崩れ、周辺のビルが傾く恐れがあったのです。
また穴を埋めてもボーリング調査を後日できる仕組みが取り入れられることが分かったからだとしています。
経験をしたことのない事案が発生した際、時間がない中での決断について書かれています!
決断について書かれている良書だと思いますので興味があればご一読ください!!
次回11月17日の投稿は、同族経営の強さを書いた『星野佳路と考えるファミリービジネスの教科書』を紹介します!!
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