おはようございます!!製袋機メーカ㈱ムラタの村田洋介です!
さて、本日は「ありえない町工場」株式会社NISSYO代表取締役久保寛一著を紹介します。
同社はトランス(電圧変換器)の専門メーカーです。
先代の3Kの職場からの脱却、下請けからの脱却、新たな組織づくりの始まり、現在のNISSYOさんと社内改革が細かく書かれています。
特筆すべき点は大量生産品は取り扱わず、特殊品のみを取り扱いに経営の舵をきってから、経営(財務、人材、技術)が変わった点です。
㈱ムラタでも標準品の他、特殊製袋機を開発するので分かるのですが、特殊品は設計から始まり工数が多くなります。
その分、時間調整や材料調達などに時間を費やします。
それを様々な工夫で、社員と共に変えていくことが本書で読み取れます。
最後まで読み終え著者をどこかで見かけたことがあると思ったら、以前に参加した武蔵野の小山昇氏のセミナーで、実例発表をされていました。
3~4年程まえのことだと記憶しています。
特に、業績が悪くても採用を定期的に続け(当時は他の社員からも反発はあったそうですが)、その後の需要拡大に対応できたと話が印象的でした!!
次回4月25日は簡単に読める『ニトリの働き方』似鳥昭雄著を紹介します!!