今回は節分と福茶についてです🍵
二十四節気の立春の前日が「節分」
「節分は2月3日と決まっている」と思われがちですが、実はそうではないの
をご存知ですか? 節分は「2月3日」に定められているのではなく、
二十四節気の「立春」という時候が始まる前日のことを意味します。
2022年の「節分」は、2月3日(木)です。
立春は、旧暦の1年の始まりにあたる日であり、厳しい冬を乗り越えて春を迎
えることから、「節分」の中でも特にめでたい日とされています。
そのため、立春の前日にある「節分」は今でいう大晦日のことを指すように
なりました。大晦日に1年の邪気や悪いものを祓い、清めた状態で新しい1年
を迎えるための儀式として行われるようになったのが、豆まきなどの「節
分」の行事です。
「節分」の過ごし方といえば、やはり「豆まき」は外せませんよね。元々
「豆」は「魔を滅する」という意味の「魔滅」という漢字があてられること
もあり、鬼を追い払うことができるとされていました。
そのため、「豆まき」は、厄を追い払うために行われます。
節分には、豆まきをしたり恵方巻きにかぶりついたりする風習があります
が、「福茶(ふくちゃ)」という縁起物のお茶を飲むことをご存知の方は
あまり多くはないかもしれません。
弊社はお茶の菱和園です(笑)今回はそんな福茶のレシピを載せます。
豆まきが終わったら、すぐに食べてしまうのではなく、福茶用に少し豆を取
っておいてくださいね!
材料 (1人分)
ほうじ茶 大さじ2
塩昆布 ひとつまみ
梅干し(梅肉なら大さじ強) ひとつ
節分の豆 5粒ほど
お湯 お好みで
フライパンにほうじ茶を入れ乾煎りする。
※ほうじ茶は乾煎りすると香ばしさが断然アップ!
乾煎りしたほうじ茶を茶を急須に入れ、お湯を入れてお茶をたてます。
茶碗に豆と梅肉と塩昆布を入れ、ほうじ茶を注ぐ
梅干しは、つぶしてからお湯を入れてお茶をたて召しあがってください。
疲れている時や、風邪気味の時にもお勧めします。寒さが厳しいこの季節に
ほっくり幸せなお味です。是非1度お試飲ください。