こんにちわ。 相生電子工業の矢島です。
毎日、オミクロン株やコロナの話題が絶えない世の中で、みんな必死に耐えて頑張っていると思います。
我々も、「必要のない外出は控える、消毒の徹底、こまめな手洗い+うがい」などを徹底して行い、
お客様や従業員さんと感染対策を頑張っております。
早くコロナが落ち着いてくれることを願うばかりです。
さて、本日は弊社で頑張ってくれている海外(ベトナム)人材の事をお話ししたいと思います。
弊社で頑張ってくれている海外の子たちは、“技能実習生”、”特定技能”、”エンジニア”、パートさんなど
立場は様々ですが、みんな一生懸命に頑張ってくれるベトナムの方になります。
※若い人材を獲得することが困難な製造業にとっては、とても心強く、力強い存在です。
コロナの問題が起きる前は、毎年3~6名の子たちを採用し、その代わりに3~6名の子たちが帰国(卒業)するというサイクルでした。
(技能実習期間は3年になりますので、中学や、高校と同じようなイメージです)
3年も頑張ってくれると、玄人に近いくらいの存在にまで育ち、帰国するのが惜しいと思う子ばかりですが、
卒業前に、後輩に自分の技術や技などを伝授してくれるのも恒例になりました。
ベトナムから働きにくる子たちは、殆どの子が下記①~③の目的で来ます。
①お金を稼ぐ ②日本語の習得 ③日本文化の勉強
私共の会社では、特に②に力を入れております。
仕事の指示や、日常会話、コミュニケーション、全て日本語で行わなければならないため、
仕事も一生懸命教えますが、同じように日本語も一生懸命に教えております。
・個人のレベルに合わせて、個別指導の実施
・レクレーション的なことで楽しく学べる工夫
・日本の歌を教えて、歌詞の意味を説明したり
様々なことにトライして、楽しく日本語を自分たちのものにしてもらうように頑張っております。
年に2回(7月と12月)、日本語能力検定というテストがあり、
そのテストに合格すると日本語の能力認定の資格がもらえます。
N5級、N4級、N3級、N2級、N1級 というようなレベルがあり、
N2級に合格して資格を取ると、ベトナムに帰国しても、通訳者や日本語学校の先生、日系企業などへの就職と
かなりレベルの高い仕事にも行けるチャンスが出来ます。
弊社の卒業生は、殆どの子たちがN2級の資格を取って帰国しております。
(全卒業生の約70%くらいでしたでしょうか?)
そんな中、昨年の12月に行われた日本語能力試験で、弊社初のN1級の合格者が出ました。
(⑉>ᴗ<ノノ゙✩:+✧︎⋆パチパチ
今年の4月に帰国予定のエンジニアの男の子。
本来であれば、昨年中に帰国予定でしたが、コロナで飛行機が飛ばず、
滞在を半年延長して最後にN1合格できるように頑張るっと言った子でした。
本当に涙が出るくらいうれしい出来事でした。
ベトナムの子を採用し始めて、早 十数年、初めてN1合格者が出たことは、
日本語を教えている社内の従業員さんたちにもとって、かなりのプラスエネルギーになりました。
今後も、少しでも多くの子に良い資格を取って帰ってもらえるように、引き続き、日本語の教育も進めて行きたいと思います。
(日本語を一生懸命に教えているからか?仕事も一生懸命に取り組んでくれます。 本当に WIN xWIN の関係です)
本当に合格おめでとう!! っと弊社のプチ自慢のお話でした。
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