往路、まず、渓谷が特異な昇仙峡を見て廻った。但し、ここは桜とは関係なく、むしろ秋の紅葉時期がいいのだ。
中央自動車道の甲府昭和ICを降りて、甲府近くを北へ北へ。
この日は、お天気も上々、朝早く千葉ニュータウンを出たので、まだ早いうちに昇仙峡の中ほどの駐車場に到着。
その先は渓谷伝いの山道を登ってゆくことになる。
覚円坊という岩峰がそそりたち、渓谷は、巨岩がごろごろ。
昔、覚円という坊さんがこの岩の頂きで座禅して修行したのだ。
清い水しぶきが岩間を縫うように走り降っている。
沿道の土産物店もこれから開店しようかという構えなのでした。
土産物、ほうとうの店、ここらは水晶を産出するので、水晶、貴石のお店。
山を丹念に掘り起こすと、水晶が取れるかも知れない。
店員さんたち、手を止めては、山道の説明をしてくれたり、2才の幼児がいるので、声を掛けてくれたり、デジカメのシャッターを押してくれたりするのだ。
甲府で信玄祭りがあるポスターがあって、今日のことらしいので、ここは適当にして、甲府へ出てみようということになった。
われらの一行は、みなアドリブ人生なのでした。
土産物店の親切なおばさんたちを、すまんすまんとかき分けるような気分で車に戻って、下山、甲府へ向かう。
本当は、瀧があったり、馬車が客を乗せて動いたり、見晴台までロープウエーがあったらしいのだが、それはいずれ、まあ秋にでも、ということにするのだった。
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