サンズ・トーク

東京タワー も一つのレガシー

昨日、東京タワーのリニューアルと同社の前田社長について投稿したが、肝心なことを書き落とした。

訪日観光客は増加の一途を辿っており、中国、韓国、台湾、タイ、ヴェトナムなど東南アジアの訪日熱はことのほか強い。
これらの国民に日本・東京観光の願望を聞くと、その第1位は東京タワーだという。
東京タワーのリニューアルも、そういう背景があって進められているのだ。

テレビの電波塔として一世を風靡した東京タワーだが、いまやテレビのデジタル波を発信する以上に東京有数の観光資源として、日々多くの外客がリムジンバスなどで押し寄せてきている。

そして実は、東京タワーと同系の企業に千葉のマザー牧場がある。
房総半島中部に鹿野山があり、その地にレジャー施設型の牧場があって、これも前田伸さんが社長。





東京タワーの創業者は、現社長の父、前田久吉さん。
東京の芝にタワーを建設する前に電波塔の用地を物色し、この鹿野山にタワーを造る構想もあったが、芝のほうが地の利が良いということで、ここは観光牧場になった。
今の社長になってから、ニュージーランドの牧場のスタイルを導入、羊の毛刈りとか、牧童、牧羊犬、ジンギスカン料理、土産物などすっかりエキゾチックな観光牧場として、来客を増やしている。
私も、今まで孫をつれて家族で何回か遊びに行っている。

観光産業として、東京タワーは東京のレガシーといえるが、もう一つの観光レガシーとして、マザー牧場が人気上昇中なのだ。

ちなみに、エグゼクティブ雑誌・プレジデントの最新号に前田伸社長のインタビュー記事が載っている。
「名所を復活させたアイデアマン」前田伸(日本電波塔・マザー牧場)

前田 伸さん
東京・首都圏における有力な観光業のまさしくクリエイティブな社長さんなのでした。

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