新幹線の越後湯沢駅前の湯沢グランドホテルに1泊した。
ここは、「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。」 雪国 川端康成で有名な越後湯沢なのだ。
この日は金曜日、次男は仕事の都合で5時をすぎてから東京をたち、新幹線で7時過ぎにホテルに到着。
車で先着したわれわれが、お先にビールや夕食を始めているところに合流できたのだ。
ここは、東京から新幹線で1時間20分だとか、意外と便利なのだ。
次男は、スノーボードをよくやるので、スキー場方面の知識が豊富。
私らみたいな老人の思いの及ばぬあたりへのアクセスも達者なので、私もかえって新鮮な旅に付き合えるのだった。
また、このホテルは、駅から直ぐのところにあるので、その便利さはひとしお。
駅からホテルが見えるし、ホテルからも駅が見えるよ。
駅からホテルが見える。
とにかく、新幹線が開通してからは、東京から便利になりすぎて、バブル時代、この街は、リゾートマンションが林立してすっかり落ち着きのない街になってしまった。
しかし、この湯沢グランドホテル、ここでは最も品格の高いホテルとして定評があるみたい。
建物は古い。しかし、完璧に補修され、手を加えられ、従業員の態度、身のこなしもすこぶる好感が持てるのだ。
予想以上に食事がよかった。それから、温泉がいい。源泉は57度ぐらいなのを、45度ぐらいにして利用している。
ここの女将は、本を出している。
それだけでなく、新潟女将の会の初代会長を務めた実力者なのだそうだ。
本の名は、「女将は心の華でありたい」というのだ。本屋で売っているとのこと。
女将の名は、村山桂子さんという。
「親の意見と冷酒は、後からじわーっときいてくる。」のだそうだ。
泊まったけれど、お逢いしたわけじゃないのです。
越後湯沢駅
今、JRでは、えきなかビジネスを盛んにやっているが、この越後湯沢でも名店街、お酒ミュージアム、土産物、食事どころ
などを賑々しくやっている。
新潟でも特にこのあたり、魚沼の米どころ、そして八海山、吉の川など銘酒どころなのだ。
試食もあるし、試飲もある。
そんなわけで、お酒ミュージアムの一角には、よっぱらいの人形が飲んだくれているのだった。
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