平安京に遷都したのが延暦13年(794年)とされている。
今日の朝日新聞に、次の記事が載っていたので、まずご覧ください。
地図が出ているが、平安京は南の正面に都の正門、羅城門がある。
それに近接して東に「東寺」、西に「西寺」がある。
その東寺と西寺は食堂、講堂、金堂、塔が左右対称に構想されている。
羅城門から北に向かって「朱雀大路」が通っていて、北の正門が朱雀門という。
平安京の遷都と同じ794年に、東寺の創建が記録されている。
ということは、左右対称型の西寺も、羅城門も、朱雀大路も東寺の発祥とほぼ同じ時期に造られたか、計画されていたか。
とにかく桓武天皇の御代に、こんな壮麗な都づくりが行われたことには驚きなのだ。
いまから1,200年も前に東寺ができたこと、西寺、羅城門、朱雀大路もそのころにできたということである。
桓武天皇がいかに専制君主だったか、説得力ある君主だったか。
私は、現存する東寺しか見ておりません。
ねがわくば、京都を訪れて、羅城門とか、西寺、朱雀大路のあったあたりを観察して回りたいと思うのです。
余談ですが、芥川龍之介の短編に「羅生門」というのがあって、これは映画にもなりました。
最新の画像もっと見る
最近の「文化」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事