わが国にとって、最も苦い記憶の残る日なのだ。
今年は、その年から71年目に当たる。
その年、私は、切り上げて8才だった。
そして3年8ヶ月後の昭和20年(1945)8月15日、わが国は敗戦、降伏した。
その結果、わが国は、憲法に戦争放棄を定め、今日まで67年間、軍備を持たない国家として平和を守って繁栄してきたのである。
あの戦争のときは、私は小学生だったが、当時の私周辺の記憶は今も尚、身に残っているのです。
あの戦争は、わが国が国際世論の大勢に逆らって、国連を脱退し、軍部が勇ましい開戦論を唱え、国民が雷同して戦争になったのである。
日本人は、毅然たるとか、勇ましいとかいう議論には乗せられやすい性質があるように思える。
そんなことで、アメリカ相手に戦争を仕掛けたのだろう。
世界史のなかで、アメリカから他国に戦争を仕掛けることはあっても、覇権国家アメリカに向ってこちらから戦争を仕掛けた国は日本しかない。無鉄砲な戦争だったのだ。
その結果が、敗戦である。
私は、昨年の12月、このブログで、戦争犯罪が裁かれた巣鴨プリズンを載せた。
http://blog.goo.ne.jp/san-gblog/e/b0d56d3f7d222fec309592e23e131f3f
今年、領土問題が中国で大きな騒擾事件を生じたのだが、私は、国際協調とか、冷静な外交調整とかがむしろ望まれる。
そういう気持ちでこのブログを書いたつもりなのである。
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