サンズ・トーク

運転免許の高齢者講習

75才以上の年寄りは、運転免許更新の前に高齢者講習が義務づけられている。
私のところへも、この講習を受講するようにと案内がきたのである。

前回は、3年前、75才の直前だったが、受けねばならなかったのだ。
そして今回、免許期限の半年も前から、受講案内が来ていたのだ。
講習は、自動車教習所が引き受けている。

申し込んだら、12月上旬に予約できた。
前回の講習と異なる点は、今度は、あらたに講習予備検査(簡単なテスト)が30分あるそうなのだ。
これは、カッコして、認知機能検査と書いてある。
これにはどうも引っかかるのだ。
認知症かどうか、自動車学校の教官によって判定されるらしいが、ちょっと立場が違うんじゃないか、そう思えてくるのである。
講習が全部終わるのに4時間もかかるらしいではないか。
教習所の先生がたも迷惑しているのじゃなかろうか。

受講案内には、運転免許の自主返納制度のご案内も印刷されている。
また、危なっかしい年寄りが増えているのかも知れないが、私はまだまだ大丈夫、自信があるのです。
このような講習が義務になり、受講料が6千円必要なのだが、こういうのどうも嬉しくないのです。


話は違うが、自民党政権時代、ETC車載器をつけたら高速代が安くなるということになり、購入するのに補助金がでたことがあった。
私も早速オートバックスへいってETCをつけてもらったのだ。

すると、3年後の今頃になって分割払いの第2回目の支払いの100円を払うようにという請求書がやってきた。
店に問い合わせると、車載器を分割払いをせねばならない人にたいして補助金を出すということだったらしく、代金のうち100円を残しておいて3年後に払ってもらう契約でしたとのことだった。
ETCらくらく支払いプランでした。
補助金をつけることの理由づけだったらしい。
今思えば、うさん臭い制度だったのだ。
そして今では、民主党政権になって、高速代は無料にするとか、ばらまきはいけないから有料にするとか、さまざまおもちゃにされている感じなのだ。

高齢者講習に自動車学校を使うとか、ETCの設置促進とか、何となくうさん臭い国交省役人の影が見えるように思えるのだ。

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