それでも、若いころの成人の日のことは、おぼろげに覚えているのです。
私が成人になったころは、大阪の豊中市におり、大学生でした。
それは、今を去ること66年なのです。
そして、成人の日の式典があるという案内は、卒業した兵庫県の芦屋高校から来ました。
あのころ、余り物事を思いめぐらすようなこともなく、もう卒業した高校へ出かけてゆく意味を感じることもなく、出席しなかったのです。
とにかく、卒業した高校の行事だ位のことしか、頭になかった。
多分、高校時分、同期だった諸君もあまり出席しなかったのではなかろうか。
今でこそ、成人式の日は若者をあつめて、社会人になるお祝いが盛大に行われています。
女性など、和装に着飾って、真っ白いショールを纏って、大いに祝福されるのです。
特別の日だというので、沖縄などでは、新成人が酒飲んで、暴動するみたいに、特別な日になっているのです。
昔は、そんなこと一切なかったのでした。
私の成人の日は、昭和の29年だったか、30年だったか、そんなころのことです。
昭和から、平成、令和と、時代は経過しました。
ついに私も、自分が成人になった日の記憶をまさぐる、そういう人になりましたのだ。
今年は、コロナウイルス感染警戒のため、成人式は集まることが中止となり、テレワークみたいなことになっているようです。
だけど、20才を迎えた青年、紳士、淑女の諸君、世の中に向かって大きく羽ばたいて、出発して欲しい。
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