サンズ・トーク

昭和は遠く・・・・・経木

平成時代も終わろうとしている昨今、もひとつ前の昭和も遠くなったなと思うことがある。

経木の舟。

さきごろ、イオンでたこ焼きを買い食いした。
そのいれものの経木の舟。よく見ると、プラスティック製なんだろうか。



古来、経木の舟というのは、木をごく薄くした素材でつくられていたはず。

昭和時代、暑い夏、甲子園に野球を見に行って、飲み物などを売りに来る。
「カチワリ・イカースカー」

手を上げると、売り子が経木の舟に砕いた氷を入れて渡してくれる。
氷を喰いながら野球をみたものだった。あの頃の舟は、確かに薄い木を舟の形にした舟だった。
へさきなんか、ホチキスで止めてあったよ。

それが今のこのたこ焼きの舟。プラスティックなんだろう。
木のぬくもりなんていうのは、気休めだろうけれど、こういうところまで合成樹脂が進出しているとは・・・・。やはり、ご時世なんだろうね。

ちなみに、何で経木というのか、調べてみた。
「法事などの折、供養のため、経文などを薄い木にしたためたものだという。」

昭和は遠くなりにけり。

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