そして夕食は近所の中華、やぜずという店です。
このお店は、本場の方がやっていて、本格の味。
メニューにはユニークな品もあって、とっても楽しめるのです。
餃子は、羽根つき餃子、春巻きだって、中華風のほのかな香りづけがされていて、美味。
Ｍちゃんは、何もわからないんですが、それなりに丸っこいブタマンみたいなものを所望しました。
われわれ、これはてっきり肉マンだと思ったのですが、デザートの蒸し菓子だったようで、カスタードっぽいのだそうです。
かわいいブタそっくり、お尻にはシッポもついています。
Ｍちゃん、これにはご満悦です。
昔、ジジが大阪にいたころ、今でいう肉マンのことを普通にブタマンといっていたのです。
そして、曽根崎東には「来々」、難波には「蓬莱」 という店が中華人のお店として南北で覇を争っていました。
大阪人は、人種差別ゼロ、美味いものには無条件で引き寄せられるのです。
だから、朝鮮料理、ホルモン焼きなら鶴橋、天満のガード下とか、私は今でも本場の味みたいなその折の高揚した気分を思い出すのです。
（今、朝鮮料理とはいわない。だけど、韓国というのも北朝鮮というのも差別なく言い表そうとしたら、朝鮮料理なのじゃないかと思うのです。）
中華を食べ、ジジとパパはビールも呑んで満腹。
うちに寄って、Ｍちゃん、ひとしきりほたえて、ママが、持ってくるものがあるから明日また来るねということで、バイバイ。
あくる日曜日は、駅前にユーキッズという幼児向け屋内運動場のようなところへいってみました。
学齢期手前の子が多いのですが、遊具やスロープ、いろんなおもちゃがあって、Ｍちゃん、大興奮。
よその子ともごちゃ混ぜで走り回る、よじ登る、滑り降りると大活躍。
全身、汗びっしょりで、とめどなく楽しむのです。
ちっちゃい体挌の割りに、ものすごい運動量です。
ジジは、子らが、一生懸命動き回るのをみると、その場で写真を写してもいいのかどうか、すっかり気遅れしてしまったのです。
Ｍちゃん、幸い健康児で、たくましく成長してゆくんだろう。
パパも頑張ってる。ママも頑張ってる。
そういえば、この子、ママを手こずらせて、そのあげく、ママに対して「お疲れ様」 というのだそうです。
私なんかよりも、ずっと世なれたやり取りが出来るみたい。
Ｍちゃん、週末、楽しかったね。ありがとね。
