少子高齢化の時代なので、ぜひ、皆で参拝しましょう。
この宮の住所は今まで人形町だと思っていましたが、そうじゃない、中央区蛎殻町なのでした。
この宮は、久留米藩の有馬という殿様が、領国の水天宮の分社を江戸へ持ってきたそうです。
狛犬が毬を持っている意匠が珍しく、やっぱり安産、子育ての神社らしいと思いました。
見ると、狛犬は、ブリジストンタイヤの創業者、石橋正二郎が寄進したものです。石橋氏は、久留米出身の実業家だったのです。
境内には、マタニティというお店が、「初孫」の酒樽を寄進していました。
この酒には思い出があります。
昔、仕事関連で、阿部ちゃんというのがいました。その人は、秋田の出身で、初孫の酒蔵の親戚だか姻戚だかでした。
当時、東北の銘酒ということで、銀座や赤坂で探しては彼と嗜んでいたものでした。たしか、三原橋あたりに、蔵元直営店みたいなのがあったと思います。
残念なるかな、彼は、癌にとりつかれて、早世されたのです。
初孫は、山形県酒田市の醸造蔵元なのでした。
それはともかく、この日は蒸し暑い平日の夕刻、参拝者はまばらでしたが、あるときは、大勢のご参拝でごったがえすそうです。
それもそのはず、ビフォーで安産を祈願されると、アフターのお礼参り、お宮参り、七五三などで、大抵、リピーターになっていただけるのです。それも、夫婦、生まれた当人、夫婦それぞれの親元からじじばば、一家眷属まで、つながってご参拝いただけるのです。
仏頂面の参拝者なんか一人もおりません。
禰宜(ネギ)さんも巫女(ミコ)さんもニッコニコ。
笑っていないのは、対の狛犬ぐらいです。(これが笑っちゃ可笑しすぎる)
道路から本殿までは15段か20段ぐらいの石の上り階段がありますが、地下鉄の駅をでた交番の横には、専用のきれいなエレベーターがあって、身重の方も負担なく軽々と参拝できるのでした。
私も参拝したあと、暑気払いの約束があって、Mさん、Gさん、Kさん、Iさん、Sさんと合流、ついに帰宅が遅くなってしまったのです。みなさん、ごめんね。
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