実は、半年ほど前、図書館で借りて読んだ小説が、テレビで映画になって放送されたので、興味深く見た。
東野圭吾 作 「容疑者Xの献身」
小説を本で読むときは、1冊を数日かけて読み終える。
それも、午後読むとか、夜更けに読むとか、私の場合、結構断続的な読書になってしまう。
その結果、登場人物の設定があやふやになって、筋を追って読み進んでしまうことがある。
あるいは、人のアクションとか、心理のうごきとかドラマの意味が十分飲み込めぬまま、筋を流すこともある。
この小説だって、半年前読んだという記憶はあっても、どんな展開だったものか、ハッキリしなくなっていた。
テレビで2時間強のドラマになったのを見て、ようやく登場人物の個性、心理がはっきりし、筋の決定的な展開を思い出した。
そして、今回の 「容疑者Xの献身」 についていうと、テレビを先に見て、そのあと、小説を読むのがいいように思った次第である。
小説の作家の構成力とか、独創性、文筆力には、とにかく敬意と尊敬を惜しまないのが 「私」 なのです。
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