二月のことを如月といいますね。
寒さが身にしみます。着物の上に更に重ね着をするというので、きさらぎというようです。
カレンダー見ると、今年は29日まであります。おお、全員、平等に1日儲かったです。
余分の1日、みんな、何かいいことしよう。
ところで、日銀がインフレ目標2%を追求するため、マイナス金利を導入した。これには、理事9人中5人が賛成したのだそうだ。
円安に誘導して、景気をよくする。株価が上昇気運になったが銀行株は下落する。国債が高くなって利回りが低下している。
私は思う。日銀が金融機関の余剰資金に対し、ペナルティを付ける。それにより、産業界にもっと資金供給させようというつもりなのだ。
産業界では、前向きな設備投資とか、付加価値の高い事業資金の資金需要が本当に払底している。
そういうところに、無理無理貸せ貸せといわれても、銀行だって困るではないか。
もっと、資金需要の出てくる政策展開をするのでなくては、銀行も困るのである。
大体、マイナス金利などというのは、資本主義の根本摂理に反することだと思うのです。
それと、こないだも書いたが、先進国はみなデフレ基調、途上国はインフレ基調というのがグローバル経済の大勢のはずなのである。
もひとつ、日銀が国債を買い漁るのは、邪道ではないか。蛸が自分の脚を食っているようなものだ。
アベノミクスっていうの、三本の矢というのが、GDP600兆円だとか、出産率1.8%などというのは、あれは矢ではなくて的ではないか。
その目標のためにどんな政策誘導をするのかという具体論が大事ではないか。
こんなふうに思うのだが、本当にどう考えてゆくべきなのだろうか。
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