この前後の出来事を見ると、予兆らしいものがあり、そしてそれに対応する関係国の動きがあったように思えるのだ。
まず、昨年12月12日、北朝鮮のモランボン楽団が北京で親善公演を行う予定のところ、急遽中止して帰国してしまった。
これは、中国の習政権が、北朝鮮の核宣伝を嫌って公演するのを認めなかったのである。
その時点で、中国は核実験を察知していたのではなかろうか。と、思う。
次いで、12月28日、日韓外相会談が急に行われ、慰安婦問題の決着がなされた。
これは、アメリカのオバマ大統領が至急決着してもらいたいとの意向を日本、韓国に伝えた結果なのだが、それは、アメリカも北朝鮮の核の暴発の兆しをくみ取ったうえでのことだったのではないか。
そして、日韓ともに北の動きを伝えられ、あるいは知らされて、合意に至ったのではなかろうか。
関係各国とも、北の核実験は突然だった。寝耳に水だったといっているが、皆すでに情報は得ていたようにも思われる。情報戦が水面下で生々しく行われているはずだと、私は思うのです。
中国だって、国境のすぐ近いところで核実験をされ、地震動が波及している。放射能の危険だって感じるだろう。
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