サンズ・トーク

アメリカの大統領選挙

アメリカの大統領選挙は、クリントンとトランプのテレビ討論会で対決ムードになってきた。
だが私、民主主義のお手本みたいなアメリカにしては、何かおかしいなと感じるのだ。

本来、大統領を選ぶときは、民主党か共和党か、どちらの政策がこれからのアメリカにとってよりふさわしいのか。このことを基準に選挙するはずだと思うのです。

景気対策、雇用対策、福祉対策、財政・金融政策、外交、防衛・安全保障など各分野につき、民主党、共和党の党是、アジェンダを全面に打ち出して議論する。
それらの課題について、それぞれの大統領候補が一般人に自分の方針・信念を訴える。
こういう討論が本筋なんだと思うのだけど、報道で聞く限り、民主・共和の政策の違いについてはあまり争点になっていない。
政党の政策がどうこうというよりも、ヒラリー・クリントン氏とドナルド・トランプ氏の中傷合戦のようなのだ。

アメリカは、世界の中でもリーディング・ステートとしての実力とか影響力を持っている。行使している。世界の平和、紛争やテロの抑止、核拡散・地球温暖化の抑制などに積極的にコミットしている。
中国が台頭してきた。困難なシリア・イラク紛争も調整せねばならぬ。アラブやイスラエル問題。さらにはEUだってイギリスの離脱とか微妙なことがある。
オバマ大統領は、こんなことを国連を使ったりして、克服、あるいは工作してきている。

移民、低所得者、ヒスパニックの票を期待する。という表現もある。
だけど、アメリカだってもっと真摯で、建設的で、中堅で、知識階級、指導的立場の階層も一杯いるはずだ。
それらの人々にはそれなりの理想があるだろう。アメリカの国としての強さ、美しさを求めたいだろう。これこそ真のアメリカだ、そんなところが知りたいと思う。

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