国連の推計では、世界の人口が80億になったという。
2010年には70億だったというから、12年で10億人増えたのだという。
ちょっとの間で10億も増えるというのは、感覚としてえらいこっちゃ。
すこし遡ってみよう。
1950年(昭和25年)には世界人口25億だったというではありませんか。
昭和25年というのは、太平洋戦争終結から5年後。
まだ日本はアメリカに占領されていた。
あの年は、プロ野球が両リーグになった年、後楽園球場にナイター設備ができた年。
池田大蔵大臣が 「貧乏人は麦を食え」 と放言した年。
あのころ25億だった世界の人口は、今、80億だって。
地球の生物のなかで、ホモサピエンスがそんなに急増してもいいものだろうか。
この調子でゆくと、2050年代には世界人口が100億にまで増えるんだという。
人類の現象として、富は偏在する。
栄養接取には、格差がついてまわる。
食料や富をめぐって、国家間、地域間、文明間で生ずる格差。
人口が増えるなかで、先進国、途上国、後進国の紛争をいかに回避するか。予防できるか。
80億から100億までの道程の中で、どうなってゆくだろうか。
そこんところ、心配なのです。
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