明大など大学があり、関連して本屋、楽器店、スポーツ用品店が集積し、学生さんが特に多い。
私は、この辺りを通りかかると、決まって神田川の谷とか電車の写真を写したくなるのだった。
そこで、この日の写真。
御茶ノ水橋から下を見下ろすと、淀んだ流れが谷底を這っている。
あちらには、順天堂大学や東京医科歯科大学のビルが見える。
そして、ＪＲ中央線。
橋のこちらから駅を写したのだが、こんなに人影のない駅の風景は珍しいのだ。
橋の南詰めに交番があり、その脇にお茶の水のいわれというのか、泉のモニュメントがあるのだが、これは、だあれにも顧みられていない。
駿河台の高いところを削って川を通したので、北側の湯島台地になら大名屋敷もあるし、茶の湯のため、水を汲む泉もあったと思うのだが、
川を通したあとには、こんな駅があるようなところ、泉が湧くような地形ではないのだ。
本当に嘘っぽい御茶ノ水の泉なのだった。
