しばらく見ていたのですが、いくら高速に羽ばたいても逃げられないのです。
この「あぶ」というの、体長は2センチはあり、普段の飛ぶ姿は敏捷そのもの、飛翔力は強いはずなのですが、蜘蛛の巣を振り払って危機を脱することはできないのです。


別な角度からみると、蜘蛛の巣がはっきり見えるのです。
蜘蛛の巣は、前から見ると全く判らないが、横からの角度でみると、巣が張ってあるのがわかります。
自然の巧妙さがはっきりと見てとれるのです。
可哀想だから傘で、蜘蛛の巣を払ってあげたが、あぶは蜘蛛の糸に絡められて下に落ちたまま、もう逃げられなかったのです。
自然界の切磋琢磨のさまを見た気がいたしました。