蝉はいま、そこらじゅうで鳴き盛っていて、暑苦しいのだ。
蝉の一生は、地中で7年、芋虫状態で過ごす。
そして最後の夏、サナギが地上に出て木の枝に這い登って脱皮して蝉になり、それからひとしきり鳴いて生涯をおえるのだそうである。
あんまり面白くなさそうな一生だね。
空蝉(うつせみ)という言葉がある。
その意味は、蝉のぬけがらという意味。
それから、今人が生きている。その現実の存在ということらしい。空せ身とも表現する。
もぬけの殻という言い方がある。
蝉のぬけがら、蛇のぬけがらを見つけて、中身の本体が出て行って中身がないということをいう。
蛇は大きくなるに従って脱皮を繰り返す。蛇のぬけがらは、山野にまれに見ることがある。滅多に見ることがない。
蛇の長さのしわしわな抜け殻を見つけたら、それは異様なものである。
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