現在NHK大河ドラマの主人公で深谷市出身の渋沢栄一は、夢七訓(ゆめしちくん)という名言を残している。
夢なき者は理想なし
理想なき者は信念なし
信念なき者は計画なし
計画なき者は実行なし
実行なき者は成果なし
成果なき者は幸福なし
ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず
渋沢は、「幸せを求めるなら夢を持ちなさい!」と説いている。「将来はこうありたいな!」という夢だ。 児童養護施設で生活する子どもたちは自立するために家庭からの支援が期待できないので、職員は高校へ進学するころから具体的に将来の進路を見据えた支援を始める。そして高校2年生になると就職か進学かの大まかな方向性を決めて行く。とりあえず進学して考えるという選択肢はない。進学であれば何になるためのコースなのか具体的に決めて行く。
幸せの定義は様々ある。お金、職業的な安定、友達関係、家庭関係、趣味等々。おそらくこれらがほどよくバランスが取れた状態で人は幸せを感じるのだろう。だから子どもたちが夢を持とうとする時にこれらの要素を提示してあげて考えてさせてあげることが大切である。
子どもたちは、自分たちなりに一生懸命考えている。だからプレッシャーをかけて焦らせることは禁物だ。
渋沢栄一の生家が藍染めの藍を育てていたことにちなんで、小学生たちが藍の種をまいて育てている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます