70の瞳

笑いあり涙あり、36人の子どもたちが生活する児童養護施設「さんあい」の出来事や子どもと職員の声をお聞きください。

ツバメの巣立ち

2016-06-24 09:53:57 | 愛すべき子どもたち

とうとうツバメの巣立ちの時が来た。巣に4羽いた子ツバメが今週に入り2羽になり1羽になって行った。そして最後の1羽も母ツバメに促され、今朝小雨が降る中で巣立っていった。母ツバメが巣作りを始めた4月下旬から2か月の出来事。そのうち巣で成長する子ツバメを見れたのは期間は、ひと月もなかった。

子育てをしていない私たち人間にとって、あっという間の出来事だったが、母ツバメにとっては長い2か月だったろう。子育てを終え巣立ってしまったツバメ一家に少し寂しさを覚える。でもそれ以上にホット一安心。子ツバメが狭い巣の中から下のコンクリートに墜落する危険も多いにあったが、一羽も失うことなく巣立たせた母ツバメに拍手。

 

最後の1羽になってしまった子ツバメ。飛べるかどうか不安そうに巣から乗り出している。

 

 不安そうにしている最後の子ツバメに巣立ちを促すかのように飛んできた母ツバメ。

 

そして、ついに飛び立ち、園舎の屋根の上で兄弟たちと再会した。

 

空になってしまった巣を後で子どもたちに見せよう。

 


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