70の瞳

笑いあり涙あり、36人の子どもたちが生活する児童養護施設「さんあい」の出来事や子どもと職員の声をお聞きください。

半沢直樹と児童養護施設

2020-09-14 16:28:49 | 愛すべき子どもたち

日曜夜のTVドラマの「半沢直樹」が相変わらず大人気だ。1話より2話のほうが、内容が単純で展開も早いように感じる。ストーリーは、毎回激しいアップダウンの連続で主人公がとんでもない窮地に立たされる。しかし視聴者は必ず最後は主人公がスカッと悪を懲らしめることを知っている。ハラハラ感はあるが「水戸黄門」のような安心感をもって見ていられるドラマだ。

毎回激しいアップダウンの連続とは、児童養護施設の毎日と似ている。とにかく何もない平穏な日は少ない。ドラマと違うのは、問題の最終着地点がどうなるのかの予測がつかないことだ。問題の殆どは児童や職員の心に関連している。児童養護の仕事は、肉体労働でも知的労働でもない、精神労働と言われている。職員はメンタルを鍛えれれる。

やられてもやり返せさない。勿論「倍返し」もない。あるのは、暴言・暴力、あるいは不適切な行動で苦しめられてる児童が、成長して落ち着いて行く姿をみることだけだ。そのに喜びを見出せる職員が、激しいアップダウンの日々に耐えられる。

ご飯を食べている時は、比較的穏やかだ。

 

登校班での児童間のトラブルも多いので、職員が登下校の見守りに出る時もしばしば。

 

 

 


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