70の瞳

笑いあり涙あり、36人の子どもたちが生活する児童養護施設「さんあい」の出来事や子どもと職員の声をお聞きください。

お別れの時

2022-03-29 16:48:35 | 愛すべき子どもたち

とうとうこの時が来ました。今年は2名の児童が高校を卒業してさんあいを退所します。2人とも小さい時からさんあいで生活していました。つまりさんあいの多くの職員よりも園の歴史を知っています。そんな場所を離れるにあたり、彼女たちの心模様は誰にも想像できません。月並みな言葉ですが、「元気で頑張って、そしていつか遊びに来てね!」

送る職員と子どもたちの思いも複雑です。 でもそれぞれの歩みを止めることはできません。

 

 

女の子は感謝の思いをカードに書きます。

 

退所したRちゃんが13年前に保育園で食べたビワの種をお庭に埋めました。Rちゃんと一緒に大きく育ち、今は毎年実をつけます。

 

 


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