70の瞳

笑いあり涙あり、36人の子どもたちが生活する児童養護施設「さんあい」の出来事や子どもと職員の声をお聞きください。

子どもの貧困率と地域への貢献

2015-04-11 10:00:00 | 愛すべき子どもたち

貧困家庭の子どもたちの割合が16.3%、実に6人に1人の割合であることが政府より昨年報告された。社会的養護の必要な子どもたちのために設立された「さんあい」でもこの数字を重く受け止めている。「さんあい」のできることは何かを考え、地域への貢献をさらに充実して行かなくてはならない。

 

昨年度に続き平成27年度の事業計画でも、地域貢献として地域の行政を窓口として、「ショートステイ事業」を実施する予定である。「ショートステイ事業」とは、子どもを養育している方が、病気、出産、冠婚葬祭などのために、一時的に養育できなくなったときに、子どもを短期間児童養護施設でお預かりする事業である。

 

また、今年度より「子ども110番の家」として危険を感じた子どもが駆け込める家として施設を使ってもらうことや「赤ちゃんの駅」として、オムツの交換や授乳場所とし提供できるようにしている。 さらに発達的な障害を持つ親御さんたちの子育て相談室も週に一回であるが開始する予定である。小さなことかもしれないが、地域の中で困っている子どもや養育者に少しでも貢献できればと心を新たにしている。

 

「子ども110番の家」を告知するプレート

 

さんあいの看板に貼った「赤ちゃんステーション」の案内

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿