70の瞳

笑いあり涙あり、36人の子どもたちが生活する児童養護施設「さんあい」の出来事や子どもと職員の声をお聞きください。

さんあい祭、再会の時

2019-05-29 16:48:35 | 愛すべき子どもたち

さんあい祭には、様々な人が来てくれた。小学校入学を節目に今年3月に退所し家族のもとに帰ったJくん。わずかな間に一回り大きくなってお父さんと遊びにきてくれた。早速自分の生活していたユニットへ行き、皆との再会を喜んでいた。4年前に保育園へ転職した元職員も毎年来てくれる。当時幼児さんだったKくんの癇癪には手を焼いたが、その後の成長が気になるようだ。人でごった返してる中庭でKくんを探していた。やはり4年前家族の事情で長年の勤務にピリオドを打ったNさん、毎年子どもたちと職員にお土産をもって来てくれる。特に10年近く担当していた子どもたちが思春期の年になり、今でも何かと気にかけてくれる。その他、退所した後に今は新しい家族をもった方々は、連絡をとりあって来てくれた。当時の自分たちの生活や思いを祭りの喧騒の中で語り合っていた。

 

当日は猛暑で夏祭りの雰囲気でした。

 

あまり動くこともせずに語り合っていた卒園者たち。施設職員として、施設に顔を見せてくれることほど嬉しいことはない。


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