連休は徳島県へ行って来ました。
目的は、
モニタリングサイト1000の
シギ・チドリ交流会。
ちょっとマニアック?
23日。移動日。
とりあえず、京急降りてスープストック(笑)。
牡蠣のポタージュ。そのまんま、想像どおりのスープです。
飛行機に乗り、徳島着いて、駅周辺をぶらぶらしながら夕食をさがすが、めぼしい食事どころはなく、とらえず名物の徳島ラーメンに。
濃い味付けの肉と煮玉子、濃いめのスープ。
先月に食べたものよりはかなり徳島っぽいラーメンと思う。リベンジ成功。
24日。交流会。
会場が四国なので、講演も中国四国地方の干潟やシギチについてが多いのだけれども、どれもどこも、行きたくなるような場所ばかり。日本一の透明度の川(だったかな?)だとか、絶滅危惧種が普通にいる干潟だとか。水が豊富だから水道料金0円の町とか。オオチドリの群れがくるとことか。
特に、印象に残ったのは、たぶん参加者全員だと思うけど、
ハチの干潟の紹介と、その干潟を開発から守ったお話。代表者は若干21歳。すごい。実際に会話した感じは、いい意味で21歳には見えなかったですよ。
よいものを見たり聞いたりしてきました。
25日。エクスカーション。
交流会当日にエクスカーションの存在を知らされて、焦った。本当は眉山にでも行って観光してこようと思ってたけど、予定変更で吉野川河口のバスツアーへ。
奥に見えるのが人工海浜。
砂浜とかに生息するルイスハンミョウというレア昆虫のためのもの。道路建設事業の影響を考慮して、つくられたとかなんとか。
吉野川河口。良い天気です。
参加者のほとんどが鳥屋なので、双眼鏡でのぞいてます。
建設中の道路。
吉野川を横断します。川や干潟の自然環境に配慮して、船で荷物を運んで橋桁を建設してるそうで、工事用道路とかはありません。
フジノハナガイの殻。
工事でフジノハナガイの生息する砂浜(沖州海岸)がなくなったと聞いたけど、近くにはまだ少し生息しているらしい。
そういえば、昔読んだフジノハナガイの論文にも出てた場所だった気がする。。。
シオマネキ。希少種。
白いハクセンシオマネキも生息しているらしいけど、見れなかったのが残念です。
吉野川河口は道路建設がいくつか進行中で、それに伴って干潟や砂浜がすでに消えたとか、今後消えるところがあるとか。
絶滅危惧種もいるのに。
地元の自然保護団体は建設反対運動をしているようです。
こういう事はよくあると思うが、たいていの場合、保護保全は後手後手になってしまいます。
もっと前もってうまくできないものか。
世の中そんなことばっかです。
いろいろ思った旅でした。
ここ10年近く、勉強やらバイトやら仕事やら、いろいろ二足のわらじを履いてきたけど、2~3年後には一足にしたいと思いました。
眉山。