ダ・ヴィンチ・コード

ダ・ヴィンチ・コードを読み終えたので感想をば。

巻末の解説にもあるとおり「日本人に馴染みの薄いテーマ」ながらベストセラーも納得の面白さでした。
惜しむらくは自分が宗教に縁が無く、キリスト教世界の常識を知らないこと。
また、中世の芸術に対しても知識が不足しているのは大きなマイナス点だったかな。

そんな私でも難解な暗号をひとつずつ解きすすめて聖杯伝説の真実に詰め寄っていくラングドン教授に同化してジェットコースターのような１日（この話って上下巻でたった一夜の物語なんだよね）を過ごすことができました。
ミステリー小説はひさびさでしたが独特の世界観にたっぷり浸れて大満足。
特に「最後の晩餐」のあたりの濃厚なウンチク話がたまりませんでした。
象徴学のなんたるかがわかったような気にさせてもらえます。

お奨めの一冊です。

思い出の大相撲

名古屋場所やってますけど、私にとって記憶に残る力士というと「舞の海」ですかねぇ。
頭にシリコン入れて身長をさば読んで入門したってエピソードも凄いけど、なんといっても小柄な身体から繰り出す多彩な技に魅了されました。
小が大を制するのは見ていて気持ちが良かったです。
技のデパートって異名もありましたね。「ねこだまし」とか相撲の技かよ！？って面白かった。

実は最近は相撲をあまり見てません。
１０ウン年前の学生時代、若貴ブームの頃は相撲の懸賞ゲームに夢中になってました。
１０名の力士を選んで１点から１０点に振り分けて、該当力士が勝つとポイントがもらえるやつ。
３０００人で１ブロックで最高得点の人は車が当たるってシロモノ。
限りなくギャンブルに近くて地方によっては逮捕者も出たようだけど、あれ面白かったなぁ。
まだやってるとこあれば是非またやりたい。
そうしたら相撲もまた夢中に見れる気がする。
どなたか知りませんか？