いこのべ堂 営業記

ネット売買の記録簿として復活しました!

三条の惨状

2004年07月30日 23時17分58秒 | 雑記
故郷の三条に暮らす弟が洪水に被災した実家の写真を送ってくれた。
ドクターストップがあって実家に一度も帰っておらず、ずっと気になっていたのだ。

この写真は1階の二間続きの和室だったはずなのだが、フスマと畳が全て全滅してしまい取り払われてます。
床板を一部はがして扇風機を何台も下向きに置いて水没した床下に風を通して床下の土台を乾燥させている状況だそうです。

TVやビデオなどの家電品もあったはずだけど水没して捨てたようです。
どうやらピーク時には押入れの下段くらいまで水位が上昇したようです。

祖母の嫁入り道具だった私より古い桐タンスは無事で、なんと中身も塗れなかったようで驚異の耐水性だったそう。
仏壇も流されなかったようですね。

天候が回復して暑くなって各家が出した大量のゴミが腐って悪臭がひどいのが今の問題点だとか。

これは被災後10日ほどしてかなり部屋を片付けた後の写真ですが、これまで東京に居て状況がわからず、ずっと心配してたのですこし安心しました。
被災直後は「全面泥だらけ」と聞いていたのですがよくもここまで綺麗にしたものだと。
建物基部を乾燥させて大工工事が入るまで数ケ月は待つのでしょうか。
なかなかもとの生活に戻るには時間がかかりそうです。
連日ボランティアの方が駆けつけて掃除を手伝ってくれて老いた両親の力になってくれていると聞いて感謝してます。

私も体調が復活して余裕が出てきたら何か恩返しをしなければ。