いこのべ堂 営業記

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祝!サッカーW杯一次予選通過

2004年10月13日 23時59分52秒 | サッカー観戦
深夜のオマーンvs日本の試合を手に汗握って観戦した。

今回のグループリーグは1位のみ突破なので1位2位の直接対決となる今日の試合は両者ガチンコ勝負。
圧倒的アウェーの地で日本の国歌斉唱時から大ブーイング。
こんなのは先日の中国開催のアジアカップで選手もわれわれも慣れている。
でも全員が見慣れぬイスラムの白服で独特の手拍子されるとけっこうビビる。

キックオフ、審判団が中国人だ、嫌な予感。
前半は圧倒的なオマーンペース。
やや引いて守る日本に対しオマーンが主導権を握った展開。
若いチームゆえに勢いにのせるとやばい。
速攻に切れがあるし遠目からでもガンガンシュートを打ってくる。
それでも守備陣がどうにかしのいで前半終了0-0。
引き分けでも良いとはいうものの胃が痛い展開だ。

後半になってようやく日本のリズムが出てきた。
俊輔がみごとな突破とクロスを見せて鈴木がヘッドで飛び込みゴール!
まさにビューティフルなゴールで歓喜した。
(いつも倒されてばかりの鈴木をちょっと見直した。^^;)
この後、攻め込まれて川口が抜かれたが、田中がゴールマウスのラインぎりぎりで奇跡のブロックを見せたり、
審判の謎の判定による、なんと日本の通訳の退場劇があったり、
通訳抜けたためにアレックスがピッチ上でジーコ監督の指示を通訳したり(日本人監督ならこんな心配しなかったのに)、
観客席で発煙筒がたかれたり爆竹がとどろいたり、
なんかいろいろある後半だったが日本の選手は落ち着いていた。
本当に大人のサッカーをやっているように見えた。
そして0-1の最小得点差ながら勝って最終戦を待たずして一次予選突破を決めてくれた。万歳!

それにしても中東選手相手に1対1でも負けていない。
倒れているのはいつもオマーン選手。
チームの戦術面でも個々の選手のフィジカル面・テクニックでも日本が圧倒していた。
相手の格もあるけれどアジア杯以来本当に強くなった感じがします。

以前はとにかくガンガン点が入る試合が観ていて楽しかったけど、
イタリア人のように1-0で勝つ試合を美しく感じるようになりました。
選手と一緒に見る側も成長していくんだなぁ。

とにかくジーコはこれで結果を出した。
いろいろあったジーコ不要論も予選突破で封印されただろう。
(私にはジーコが何に貢献しているのかまだよくわかりませんが)

来年2月に始まる最終予選が早くも楽しみ。
できれば、またホームゲームを生観戦したいものです。