いこのべ堂 営業記

ネット売買の記録簿として復活しました!

誕生(詳細版)

2004年10月28日 23時03分07秒 | 子供
妻に付き添って早朝から産婦人科病院へ。

入院手続きをして個室に入れてもらい点滴をうつ。
お腹には胎児の心音測定器を装着。
心拍の情報は無線で飛ばしてナースセンターでモニターしてくれるらしい。
最近の医療器具はたいしたもんだ。
病院内でケータイ禁止と口を酸っぱく言われたのに納得。

点滴に陣痛促進剤を混ぜて陣痛が始まるのを待つ。
やがて、弱い陣痛がやってきたのだが、そのとたん看護師さんが血相変えて飛び込んで来た。
陣痛が始まると胎児の心音がどんどん弱くなるらしい。

次に院長がやってきて「通常分娩だと危険があるので切って出してしまいましょう」との説明が。
ものものしい手術承諾書に妻と連盟で署名して緊急帝王切開手術に。
朝から付き添って一緒に立ち会っていて本当によかった。
渡された手術説明書によると症状名は「胎児ジストレス」。
父親に似てストレスに弱いのかな~、なんて冗談かます余裕が有りましたが。
(なんじゃこりゃ?と思って帰宅してからWEB検索したら"胎児仮死"とのこと、うわぉ!!)

下半身麻酔の注射を打って午後イチで手術室に運ばれた。
さすがに手術室内まで立ち会うことはできないので私は病室で待機。
じりじりして待つこと40分。この短い時間がとても長く感じられた。

やがて廊下に呼ばれると、「おめでとうございます!」と言いながら白い布につつまれた赤ん坊を抱く看護師さんがそこにいた!
元気に泣き声をあげて手足をバタバタさせている。
抱かせてもらうと暖かくてずっしりと重くて感無量。
3,166g・49.2cmの息子の誕生です。
ぱっちり目を開けて既にかわいいです。

一時はどうなるかと思ったけど臨機応変に対応してくれたスタッフの方に感謝、感謝!
新生児室に入れられた赤ん坊を見飽きるまで眺めてきました。

妻のほうは麻酔が解けてくると徐々に痛みが出るようですが一応は元気。
術後の経過の良否はこれからの様子見ですが、普通より3日以上は入院が長引きそうです。
とにかく"二人とも"10ヶ月以上よく頑張ってくれた。
つくづく父親は見ているだけしかできませんでしたが。

しばらく横浜への見舞い通いが大変ですが、
今宵は自宅に帰って禁酒をやぶって一人祝杯をあげてます。
いやぁ、うれしい。酒が旨い!