あまちゃん第72話 今も昔も浜にいた

旅立ちの朝じっちゃんに挨拶をすませばっぱに見送り来てくれるよねと尋ねるアキちゃん
しかしばっぱの姿はなく春子の海だねとの言葉通りにばっぱは浜でわかめを獲っていました。

旗を振って自分の門出を見送ってくれるみんなに感激してウルウルきそうなアキちゃん

「じゃあね。行ってきます」巻いてもらったミサンガを掲げいよいよ出発です

車内も応援ムード一色です

そして大吉の計らいで車内で二人きりになるアキちゃんと春子。
しかし夕べいっぱい話したから特にねえよと照れくさそうなアキちゃん。

しかし春子が財布の話などをしている内にみるみるアキちゃんの表情が曇っていき…

行きたくねーアキちゃん泣きだしました


しかし吉田さんが入ってくると「行かなきゃ」と言い春子は「行くんだ」とつっこみます

春子にばっぱと仲良くねといいこらえきれなくなって北の海女の手ぬぐいで涙をふくアキちゃん

そんなアキちゃんに春子は自分の半生を書いた手紙を手渡します。

春子も車内から降りいよいよ旅立ち。
「ママ私変わった？一年前とずいぶん変わった？」

「変わっていないよアキは。昔も今もぱっとしない子だけど…」
アキちゃんちょっと表情が曇りますが

「だけどみんなに好かれたね。こっちに来てみんなに好かれた。あんたじゃなくてみんなが変わったんだよ。
自身持ちなさい。これはね案外すごいことなんだからね」春子の最高の激励です
アキちゃんは車内を移動しながら何度も何度も行ってきますと言います。


春子との別れも終え決意に満ちた表情に変わったアキちゃん

アキちゃんがいなくなり寂しそうなリアスのみなさん。
春子はあの子達は祝福されて幸せ。私なんて誰も見送りに来てくれなかったと言います。
しかし勉さんばっぱが浜で春子のことを見送っていたことを明かします
大吉が話しかけたからばっぱに気付かなかった最大の不運
しかしばっぱはたしかに春子を全力で送り出していました

自分のことを笑顔で送り出してくれなかったばっぱを恨んでいた春子。
しかし誤解が解けばっぱの気持ちも春子に伝わったようで最後には穏やかな笑顔に変わっていました
車内では春子に話しかけた大吉と同じようにアキちゃんに吉田さんが話しかけていました

このままでは危ないしかしなぜか乗り込んでいるおばあちゃんが吉田さんに話しかけてくれました
トンネルを抜けアキちゃんが浜のほうを見ていると何かを見つけたようです

それはアキちゃんのために旗を振るばっぱの姿でした

「ばっぱ元気でなー」何度も手を振るアキちゃん。


「アキー辛くなったら帰ってこいよー」
今度はばっぱの思いはすぐにアキちゃんに届きました
いよいよ畑野駅までもうすぐ。みんなに暖かく送り出してもらい満足げなアキちゃん

しかしホームにいるユイちゃんのただならぬ雰囲気に気付くアキちゃん。

「ごめん。行けなくなった。でもすぐ追っかけるから先行ってて」
足立先生が倒れてしまいユイちゃんは東京に行けなくなりました
あまりにかわいそうな事態にアキちゃんの表情も沈みます。

「そしたらオラも行くのやめるか」友達思いのアキちゃんらしい言葉ですが「それはダメ。アキちゃんは行って」とアキちゃんの手を握りしめて頼むユイちゃん


ユイちゃんへ東京行きの切符を渡すアキちゃん。
アキちゃんを見送るユイちゃんの悲痛な叫びがホームに響きました



勉さんはやく言おう駅長副駅長はこれからむやみに話しかけないこと
しっこしたいおばあちゃん本当にありがとうございました
春子とアキちゃんのお別れのシーンがいいですね
北三陸に来てそれまでもお互い愛情はあったもののうまくかみ合ってなかった親子の関係が一気に修復されアキちゃんは最高の見送りをしてもらいました
ばっぱも誤解が解けてよかったです
ばっぱの性格だと死ぬまで自分からは言わないですもんね。
天野家3人に感動していた矢先に足立家に不幸が…
最後のユイちゃんの悲痛な叫びはこれまでのユイちゃんの思いを見ているだけに辛すぎました

今日のアキちゃん

春子に最高の激励をもらって旅立っていくアキちゃんです
北三陸に来てみんなに好かれたアキちゃんを最大限に褒める大好きな場面です
たくさんの人に愛される能年ちゃん本人にもいえる言葉でますます感情移入して見た場面でした。