海女クラブという最強の仲間を引き連れアキちゃんは春子に思いの丈をぶつけることができるのでしょうか。
勉さんの罠にかかって泣いている組合長を見て自分のことを心配してくれて泣いていると勘違いし感極まって自分も涙目になるアキちゃん
ばっぱにまず夜逃げしようとしたことをみんなに誤れと言われ頭を下げるアキちゃんとユイちゃん。
続いてわだかまりをなくすため今度は春子にアキちゃんを叩いたことを謝らせます。
春子若干不満げでしたがみんなの前で謝りアキちゃんも納得したようです
お互いの筋を通したところで本題に入ります。
春子は大吉たちは目先の利益ばかりでアキやユイちゃんの将来を全く考えてないと批判します。
大吉は今まで閑古鳥が鳴いていた北三陸がアキちゃんユイちゃんのおかげでじぇじぇっとなるほど儲かった。
もっともっとじぇじぇじぇじぇっとなるほど儲かりたいと本音で語ります。
欲深い大吉の演説を目をクリクリさせながら聞くアキちゃん。
歯止めが効かなくなることが分かっていたからそして芸能界に行けばアキちゃんが傷つくのが目に見えているから春子はお座敷列車で辞めさせ約束を破って歌ったからアキちゃんを殴ったと説明します。
自分のことを真剣に考えている春子の話を食い入るように聞くアキちゃん。
春子はアキちゃんの将来を考え芸能界は大反対、足立先生は高校は卒業してあとは本人次第、大吉たちはお金のために北三陸にいて欲しいと結論が出ました。
好き勝手に意見を言いまとまらない様子を見てアキちゃんもうんざりした表情に変わります
「あーやかましい
どいつもこいつも自分のことばっかり考えてる
」
ばっぱの一喝で場の空気が変わり静まり返りました。
「お前らここらで二人に恩返しするのが筋でねえか。若え二人の未来を欲の皮のつっぱた大人たちが犠牲にしてはなんねえ
」
ばっぱの言葉で周囲は何も言えなくなりましたが春子だけは違いました。
私が出て行くときも言ってくれたらよかったのにと自分の過去を蒸し返します。
家出を止めてくれたらむしろ止めて欲しかったそうすれば違う人生だったかもと家出を後悔していることをみんなの前で明かします。
ばっぱはあの時の春子は前しか見えてなくて何を言っても無駄だったといい春子も一応認めますが
アキちゃんに対しては
「去るものは追う
全力で
娘が傷つくのわかってて背中押せるほど懐深くないのあんたみたいに
」と春子流の愛情で必死に止めようとします。
ばっぱは「お前とアキも違うぞ」と言いその場を去ろうとします。
帰ろうとするばっぱにアキちゃんは「ありがとう。夏ばっぱ」と声をかけます。
「かつ枝さん。弥生さん。美寿々さん。花巻さん。いねえけど安部ちゃん。みんなありがとう。
オラここさ来て本当によかった。北三陸で袖が浜でみんなに会えて本当によかった」
「みんなにかわいがられて怒られてもうオラ昔のオラじゃねえ
ユイちゃんもいるし東京さ行っても大丈夫だ
」
アキちゃんの成長にうれしそうな笑顔で「そんならよし
」とばっぱ。
アキちゃんもばっぱの顔を見つめて笑顔です
その夜リアスでは立場を越えてみんなアキちゃんの成長ぶりに感動してうれしそうでした。
そしていつの間にか紛れているミズタク
すぐにユイちゃんと一緒に自宅にいたアキちゃんに連絡が入ります。
突然のミズタクの訪問に戸惑う二人。
ミズタクはユイちゃんとアキちゃんを正式にハートフルの所属タレントとして迎え入れるために来ましたと春子や足立先生たちに挨拶します。
危なっかしくて信頼できないミズタクに不信感丸出しの春子にうっとりそこがいいのよねえとつぶやく美寿々さん
春子は怒りの舌打ち連発です
春子は今日アキちゃんと話し合うことをミズタクに言い
「あっちは東京に行くつもり。こっちは絶対にいかせないつもり。どっちが勝つかなあ」
いよいよアキちゃんと春子1対1の話し合いの始まりです
作中の登場人物と同じようにアキちゃんの成長ぶりに感動した回でした
北三陸が北三陸に住む人々が大好きで頑張ってきたからこそ出てきた素直な言葉ですね
しかし春子の気持ちもすごく分かります。
ただのアイドルならまだしも天敵の太巻の元さらにミズタクも信頼できないそんなところに娘は預けたくないですよね。
自分の時と違うばっぱの対応にイラッとするのもわかります。
今日のアキちゃん
ばっぱ、海女クラブそして北三陸のみんなに感謝の気持ちを言うアキちゃんです
清清しいやさしい笑顔でアキちゃんの北三陸に対する感謝の気持ちが伝わってくる表情です
見ているほうもアキちゃんの成長を心底うれしく思う素晴らしい演技でした