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「どうしたのよ、バッヂで招集なんかしてぇ。」
「そういえばオババのバッヂも見せてよー。ねぇ、有るんでしょ?」
「んー?これか?」
「なっ、なに?、なにそれ!?」
「おぅ、思い出したわい。ワシはゼロテスターの隊員じゃったんぢゃ!」
コイル探偵局こと ゼロテスターとは生命維持度0の電脳体を探索し、大黒市の明日を切り拡いていく、勇気と希望と友情にあふれる3人の若者達(ハラケン、フミエ、ヤサコ)のことである。
(そのうち本家のマーク1、マーク2、マーク3が揃うのでお楽しみに。>再放送組様)
「だめだわ。オババのボケが始まったわ。」
「嘘だと思うんなら、そこの黒電話から000番に掛けてみ?剣持キャプテンが教えてくれるぞい。」
「や、止めとくわ。」
「ワシが発明した『おメガゼロビーム』は、それはそれは強力で、何度もピンチを救ったもんぢゃ。言ってみればワシが地球を救ったようなもんぢゃ。」
「そのビームをメガネで使えるようにしたのがオジジなんぢゃっ。」
「ヤサコ、メガ婆の言うことを信じちゃだめよ。」
「うん。判ってる。」
「(ワシの話をスルーしおって)ちなみに今回の任務のお宝は、キラキラと緑に輝くものらしい。」
「キラバグよ!絶対キラバグだわ。」
(闘い終えて)
「フミちゃんや、今回の報酬じゃ。遠慮なくチャージしとけ。」つ クズバグ。(=第三惑星の石ころ)
「ゼロ(メタ)チャージしてどないすんねんー!」
ちなみにゼロテスターのエンディングはフミエちゃんが歌ってます。(ウソ)
私がちんたらしてる間に、声優 広川太一郎さんが亡くなられてしまいました。
私が初めて買ったDVDボックスがゼロテスターmk1でした。(第3話「宇宙の落とし穴」が最高に面白いんですよ。)
広川さんが声をあてている、剣持キャプテンの格好いいこと格好いいこと。あこがれのキャプテン像でした。
小さい頃に合体できるプラモデルを買ってもらったなぁ。兄弟が2人しか居なかったから、もうひとり兄弟を欲しがったっけ。お約束のようにマーク1は兄貴に取られて、私はマーク2だったっけ。なにもかも皆懐かしいなぁ。あ、そういや古代守も広川さんか。
こんな形になっちゃったけど、広川太一郎さんのご冥福をお祈りいたします。
3/15 追記
会話の内容と補足説明を一部修正してました。
それから、タイトルが分かりにくかったので改題しました。
「昭和のバッヂで招集」 から 「ゼロテスター 大黒市を守れ!」 へ改題。
話数:07話
ネタ属性:ほとんど妄想
キャラ:オババ,フミエ,ヤサコ
バージョン:4.8
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