↑ part2もあるよ。
もうすぐ4月。ここ岡山でも桜の開花宣言がされ、近いうちに旭川の河川敷も満開になると思います。
コイルのラストシーンも桜が散る通学路という、いかにも「日本だなあ」というシーンで終わっていますが、日本人はこの桜の花に人一倍思い入れがあるようです。
でも、たった1週間くらいしか咲かない花なのに、花見でどんちゃん騒ぎをするのは日本人だけだと、教育テレビの対談で、ひげ面の外人さんが言っていました。
そんな外人の目からおかしな桜フィーバーを、アニメキャラの目から・・・、それも多感な思春期の女の子の目からみたら、一体どんな風に映るんだろうか?そんな妄想を満たしてくれるのが、この作品です!
花の子ルンルン『こんにちわ桜の国』です!
作品は昭和54年劇場版作品(東映マンガまつり?)として、他のアニメの短編集とセットで発表されたようです。
本編のTV版花の子ルンルンは、今までの魔法少女ものよりも、かなり女の子向けに作られていたので、私もほとんど見ていませんが、勧善懲悪物で、最後に花言葉が作品のアクセントになっているという、そんなイメージしかもっていませんでした。
しかし、今回、この作品を見て、イメージがガラッと変わりました。
これは、面白い!げらげら笑う方の面白さじゃなく、興味深い方の面白いです。
昭和54年に作られたのに、未来の日本を予言している。作品中の言葉を借りると『警告』しています。
特にタイトルバックになっている、グラジオラスの花と富士山が、のちにゴミだらけで世界遺産に登録されなかった事実とかぶります。
それに、トゲネシアがルンルン達を邪魔する必殺技が「花粉風」という竜巻で、その必殺技の反動で、トゲネシアの顔が皺だらけになるというのも、今日の花粉症の予言しているようです。
いや、他にも突っ込みどころ満載で、面白い作品ですよー。
ルンルンは痛い子だって、ある程度は知っていましたけど、これは面白い。(笑)TV版を見ていなかったのをちょっと悔やんだくらです。
ぜひ、みなさんも、超強引に進む、昭和のストーリーをお楽しみください。
コイルも、こんなサブストーリーでもいいから、劇場版で抱き合わせでもいいから新作が見たいなあ。
いつかはあなたの住む街へ トゲネシアがいくかも知れません♪
以上
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