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特許取得機器ーエアーハンマー、その他

2011年11月05日 | NPO三千里鐵道ニュース

都相太随想集「非武装地帯に立つ」を編集する際に、都兄弟の都相夏長兄からも色々なお話しを伺った。

会社設立は昭和42年1月30日、社名は都築建設興行㈱、資本金100万円。生きてゆくために兄弟3人が始めたが、最初はどんな仕事でも請けて、皆昼夜を問わず働いた。

一年くらいしたら弟(次男・都相太)が高速道路の仕事をとってきた。ガードレールなんて勿論経験も実績もない。なりふり構わず知り合いからオート三輪を借り、車の上から杭を打ちつけていった。まっすぐ打てるわけがない。翌日ほとんどに不合格の赤い印がついていた。やり直しだ。それでもめげずに夕飯を食べて、夜また現場に行って働いた。

“…今でもうちの会社は、会長であろうが社長であろうが汗を流し現場で働いている。この一生懸命に生きる、そしてそのことを当たり前のように今もしている会社は珍しい、この事だけは我々兄弟は胸を張って誇れる”と語ってくれた。

オート三輪から杭を打った時から改良に改良を重ね製作された多目的エアーハンマー(写真)。

どんな場所でも杭を打ち、ガードレールを組み立て、道をってきたこの多目的ハンマーの技術が、「かかし電田」の製作、展開に生かされそうだ。

 

 


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