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届けよう!38度線に平和への願いを!ー李時雨写真展開催

2010年12月27日 | NPO三千里鐵道ニュース
★「年末の慌しい時期に、…ごめんなさい」とはじまる、呼びかけは読む人の心を打ちます。関西発のこの動きにNPO法人三千里鐵道も応援します。
(呼びかけ文、西村寿美子氏提供)

アピール

11月23日、朝鮮半島の西岸、南北朝鮮の境界地域ヨンピョン島で砲撃戦が起こりました。
この事態が信じられなかったのは私だけでしょうか?“休戦中”のこの地域であまりに無神経ではないですか?またもや南北の人々が銃を向け合うのを誰が望んでいるのでしょうか?日本の報道は真実を伝えているのだろうか?事態を受け止めがたい気持ちでその自問自答を繰り返しました。

これまで“休戦”状態を恒久的な平和状態に変えようとどれほどの努力が払われてきたことでしょうか。2000年の6・15南北共同宣言以来、“非武装地帯”を人々が行き来して、平和的統一への道が開かれていたのに、あっけなくその期待が踏みにじられてしまったかのようです。
11月28日から4日間の米韓合同演習、12月3日から8日間の日米共同統合演習、12月13日には韓国軍による周辺海域での海上射撃訓練が続き、さらに12月20日には韓国軍の射撃訓練がヨンピョン島近海で強行され、共和国にとっては一連の軍事演習が自国に対する威嚇攻撃とみなさざるを得ない状況です。沖縄でもおびただしい数の艦船の集結と基地外への移動演習などで軍事一色となり、市民は戦闘機の爆音や激しい射撃音に不安を募らせたのに、本土ではマスコミが「北朝鮮脅威」で日本の軍事強化とナショナリズムを煽っています。このような武力的強圧によって平和な未来が作れるのでしょうか?

韓国強制併合100年の今年、植民地支配の清算と、今に続く在日朝鮮人への法的・社会的差別は日本社会が解決しなければならない急務の課題となっています。済州4・3事件や朝鮮戦争など、植民地支配と分断のために流された多くの血と涙を思うとき、南北、そして日本に離散した家族を思うとき、私たちは一日も早い対話による解決を望みます。そのために日本が果たすべき役割は大きいといえるでしょう。
私たちはこの思いを日本社会に伝えたいと李時雨さんの写真展を思い立ちました。
以下省略

                   記

1.展示会名 届けよう!38度線に平和への願いを!~李時雨写真展~
2.日  程 2011年1月28日(金)~31日(月)午前中まで
3.場  所 ギャラリー渡来   班家食工房 2階
大阪市生野区桃谷4-5-15  電話06-6718-1100
4.入 場 料 無料
5.主  催 李時雨写真展実行委員会
  連絡先:080-6185-9995
6.協  賛 NPO法人 三千里鐵道
7.呼びかけ人 
呉光現、大野京子、垣渕幸子、川瀬俊治、金敬子、金京子、都相太、西村寿美子、方清子、松村徳子、文京洙、梁仁實   
8.賛同について
①賛同金:一口500円
②振込先: 0880-7-99662
      三千里鐵道資金管理委員会

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